2025年12月09日 (火) 07時00分 発行 第11951号

買い物困難地域の救世主！ゲンキー上石津店が2026年春オープンへ。現地の工事状況をレポート

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2025年12月現在、フード＆ドラッグのゲンキーが岐阜県に140店舗、愛知県に166店舗と、東海地方で圧倒的な出店数を誇っています。

そんな中、岐阜県内で計画されていた一部店舗について、出店時期の先送りが見られていましたが、そのうちの一つ「ゲンキー上石津店」がいよいよ建設をスタートさせたことが明らかになりました。

そこで今回は、現地を訪れて分かった最新の工事状況や、オープン時期の情報をレポートします。

目次 (読むのに約6分)

1. 予定地の地図
2. 周辺は完全にのどかな山
3. 11月ごろから工事が始まりました
4. いつ頃まで工事が計画されているのか？
5. まとめ
6. AIによるこの記事のまとめ
7. よくある質問（FAQ）
8. ゲンキー上石津店の概要
9. あわせて読みたい記事
10. 参考になったサイト

予定地の地図

出店予定地は「岐阜県大垣市上石津町牧田」。
番地は未確定ですが、名神高速道路の養老スマートICや関ケ原ICから車で約10分の立地です。
最寄りのバス停は名阪近鉄バスの「和田バス停」で、徒歩約1分とアクセスも良好です。

このあたりの国道365号は夜になると真っ暗になるため、ゲンキーの明るい看板がつくだけで、防犯面やドライバーの安心感にもつながりそうです。

周辺は完全にのどかな山

このエリアは平成の大合併で大垣市に編入された旧・上石津町に位置し、まさに飛び地と呼ばれる地域です。

店舗前を通る国道365号は、岐阜県大垣市と三重県いなべ市を結ぶルートで、山間部を抜ける快走路。
近隣には藤原工業団地もあり、トラックの往来も多い地域です。

ただし、地元住民にとっては日常の買い物が困難な場所でもあり、食品などは大垣市内や養老町まで出向く必要がある現状でした。

そんな中、2025年初頭にゲンキーの出店が発表された際、現地の看板には「2026年冬オープン」と記されていました。

「冬」といえば年末をイメージすることも多く、地域の方々からは「再来年まで待つのか…」という声も聞かれていました。
しかし、11月の着工に合わせて看板が書き換えられ、うれしい変化が起きました。

11月ごろから工事が始まりました

筆者も普段から国道365号を通っていますが、10月下旬から人の気配や作業の様子が目に付き始めました。
最初は草刈りかと思いましたが、11月に入ると明らかに重機が入り、造成工事が始まったのです。

写真の通り、整地や基礎工事が進められています。

いつ頃まで工事が計画されているのか？

現地で確認できた工事標識によると、労災保険の適用期間は2026年5月5日までと設定されています。
つまり、オープン予定は当初の「冬」から「春」に前倒しされた形となります。

建築主はもちろん、Genky DrugStores株式会社でした。

まとめ

現地の案内も「2026年冬」から「2026年春」に変更されており、実際の工事の進行状況と一致しています。

ゲンキーを運営するGenky DrugStores株式会社の2026年6月期 第1四半期決算短信によると、売上高560億42百万円のうち、食品関連が398億69百万円を占め、実に約71％が食品という構成になっています。

筆者の娘からも「ゲンキーって本当にドラッグストアなの？」と聞かれたことがあるほど、食品の割合が高く、実際には“食料品店”に近い存在と言えます。

しかし、ゲンキーは日用品や医薬品も揃えているため、「カテゴリーキラー」ではなく、食品と日用品を融合させた“複合業態（ハイブリッド業態）”に分類されます。

岐阜県大垣市上石津町には、これまでスーパーもドラッグストアも少なく、まさにゲンキーの出店は地域の生活インフラとして大きな意味を持ちます。

オープンまであと半年ほど。
地元の皆さんにとって、待望の店舗となることでしょう。

さらにゲンキーの上石津に関する記事がこちらにあります

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