ロードで高速道路跡地へ

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筆者：かぴばら

今日の夕方は風も出てきた事ですし、ロードレーサーに乗って、チャリンコを楽しんできました。

最近はあまりの暑さに倒れないように、給水用のペットボトルを持って出動しています。

普通チャリラーは、ちゃんとした給水ボトルを持って出発するのですが、僕はあのプラスチックの匂いが混ざった飲み物がどうしても苦手なので、ペットボトルに飲み物を入れて持って行っています。



今日の目的地は、名神高速道路の今須トンネルの上です。

google Map今須トンネル

またまた、廃高速道路ネタです。





じゃーん。

いつも折り返しをしているポイントから、約自転車で15分くらい走った所になります。


実はここ数十年前に名神高速道路が進路を変更したポイントでもあるのです。

名神高速道が、開通時この今須トンネルって言うのが無く、写真のように右側に道が繋がっていました。



写真は奥が東京側（上り）、手前が大阪側（下り）になります。

写真では見えないのですが、東京→大阪方面へ走らせていると、左側にすごく広い空き地があるのですが、ここが今でも唯一残っている旧高速道路のアスファルトです。

今では覆面パトカーの待機所だったり、冬は除雪車の作業上だったりします。


そのまま旧高速道路の方でチャリを進ませると･･･




こんな高速道路の跡地の１つがデカデカ残っています。

「彦根 112」

ちなみに、どうしてこの今須トンネルが誕生したのかと言うと、この旧高速道路は、東京→大阪方面へ走らせると、下記のような感じです。


１．軽い左カープと共に急な下り道になります。

２．速度が乗ってきたと思った所で、さらに急激な右カープが発生。


雨の日など、このポイントが事故多発地帯の為、今須トンネルを堀り、進路の変更をしたそうです。


今、日本の道でとても流れが速く、一番急なカーブと言えば、名阪国道のR25号ですかね？！

三重県側から奈良県側に走ると、天理の手前でかなり急なカーブを繰り返し、最後は追い打ちを掛けるかのように、強烈な右カーブがあります。

名阪国道の急カーブ地図

国道25号と言うのは、国道では珍しく自動車専用道路な為、制限速度は60ｋｍ/hですが、平均80～90km/hくらい出ている道です。


「ここは高速道路では無い！！」ってあちこちに警告がありますが、実は流れが速いため、パトカーも80km/hくらいで走っていたのを見たことがあります。

この名阪国道名物のカーブくらいの急カーブが、制限速度100ｋｍ/ｈの名神高速道路であった訳ですから、かなり危険だったようです。

うーん。
こういう歴史を実施に見ると、少し得をした気分です。


今度はロードに乗ってどこまで行こうかな～。