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バローHD、上期増益も子会社は明暗分かれる

株式会社バローホールディングスは、2026年3月期第2四半期の連結決算を発表しました。
営業収益は4,505億円で前年同期比6.8%増、営業利益は140億円で同34.6%増と、上半期として過去最高を更新しました。



主力のスーパーマーケット(SM)事業は、バロー既存店が同4.6%増、全体で8.9%増と堅調でした。
「魚屋の鮨」や「八百屋の生フルーツデザート」などの強化商品や、PB「Valor Select」商品の展開が売上を後押ししました。
販促や売場改善を全社で進めたことに加え、本部主導の商品政策と営業支援が寄与しました。



一方で、SM子会社では収益構造に差が見られました。
青果専門のタチヤは売上を伸ばしたものの、人件費やエネルギー費の増加が響き減益となりました。
フーズパレットは前年並みの利益を確保したものの、大きな伸びはありませんでした。
食鮮館タイヨーも増収ながら、利益水準は前年並みで推移しました。



ドラッグストア事業は売上3.9%増でしたが、人件費増などで営業利益は25.1%減となりました。
中津川市などの複合型店舗では、バローのPB商品導入や相乗効果による改善を進めています。

ホームセンター事業は減収ながらPB強化と効率改善で営業利益は33億円と79.7%増加しました。
ペットショップは24.1%増収、スポーツクラブ事業は黒字転換を果たしました。



グループ全体の店舗数は1,474店に達し、アプリ会員は145万人、「Lu Vitカード」会員は531万人に拡大しました。
また、愛知県のSM「ドミー」のTOBによる子会社化で、さらなる地域基盤の強化を進めています。

通期見通しは、営業収益9,020億円、営業利益252億円、純利益140億円と期初予想を据え置いています。


ソース:株式会社バローホールディングス
2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
https://valorholdings.co.jp/wp-content/uploa...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年11月14日 (金) 14時00分 [no.29798]

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