平和堂、営業収益3.1%増 滋賀で新規出店進む
営業収益は1,085億41百万円と前年同期比3.1%の増収となり、営業利益は3.9%増の29億44百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.1%増の21億69百万円となった。
小売事業では、物価上昇による客単価の上昇と、戦略的な価格設定により客数が増加したことで既存店売上が好調に推移した。
新店売上も計画通りに進捗し、2024年8月に吸収合併した株式会社丸善の寄与もあり、収益は拡大した。
滋賀県東近江市にはフレンドマート八日市妙法寺店を出店し、同県でのドミナント戦略を強化。
また、改装したフレンドマート能登川店、高富店(岐阜県)では子育て世代をターゲットに大型テナントを誘致し、集客力の向上を図った。
一方、小売周辺事業ではグループ向け商品供給の増加により「ベストーネ」が増収増益となったが、ビル管理の「ナショナルメンテナンス」は前期の地震復旧需要の反動で減収減益となった。
外食事業は「ココス」や「ケンタッキーフライドチキン」の好調に支えられ、売上・利益ともに増加。
なお、アミューズメント事業を担っていた「ユーイング」は2025年4月に全株式を譲渡している。
また、同社は株主還元策の一環として自己株式の取得を継続しており、5月21日から6月20日の期間で約24万株、約6.7億円相当を取得した。
2026年2月期の通期見通しは据え置き、営業収益は前期比2.5%増の4,560億円、純利益は1.0%増の108億円を見込む。
ソース:平和堂2026年2月期 第1四半期 決算情報を更新しました
https://www.heiwado.jp/ir/resul...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年06月27日 (金) 08時19分 [no.28888]
投稿日:2025年06月27日 (金) 08時19分 [no.28888]