売上高12%増で560億円にゲンキー、生鮮強化と出店で業績好調
売上高は前年同期比12.0%増の560億42百万円と好調に推移した。
経常利益は同28.7%増の29億59百万円、純利益は同28.6%増の20億37百万円と、大幅な増益となった。
業績好調の背景には、生鮮食品の品揃え強化やディスカウント施策がある。
「近所で生活費が節約できるお店」を掲げ、青果や精肉などの取扱いを充実させ、日用品の値ごろ感を訴求した。
新規出店も業績を押し上げた。
第1四半期には愛知県で2店舗、石川県で1店舗を新規出店。
一方で大型店1店舗を閉店し、2店舗を小型の「R店」へ改装した。
これにより、期末時点の店舗数はR店が446店、大型店が36店、合計482店となった。
商品別売上高では、「食品」が398億69百万円と全体の7割以上を占めた。
「雑貨」は64億66百万円、「化粧品」は52億38百万円、「医薬品」は40億72百万円だった。
既存店の売上高は前年同期比+5.8%と堅調に推移。
客数は+4.3%、客単価は+1.4%で、一点単価は米などの値上がりで+6.7%となった。
一方、買上点数は-5.0%となったが、節約志向の中での堅調な動きと言える。
通期では+3.6%増を見込んでいる。
通期業績予想は据え置かれ、売上高2,218億40百万円、純利益75億円を見込んでいる。
同社は今後もドミナント戦略を軸に、地域密着型の出店と価格訴求を進める方針だ。
ソース:ゲンキー・2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.genky.co.jp/files/irinf...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年10月29日 (水) 18時32分 [no.29691]
投稿日:2025年10月29日 (水) 18時32分 [no.29691]









