平和堂が増収増益、中期計画順調に進行
物価上昇や人手不足といった厳しい経済環境の中でも、小売事業を中心に既存店の客数や客単価が上昇し、増収に貢献した。
同社は「2030年定量目標」および「第五次中期経営計画」を掲げており、地域密着型のライフスタイル創造企業を目指している。
特に子育て世代への対応として、価格訴求型商品の強化や大容量パックの導入が効果を上げ、会員単価や稼働率が向上。
HOPアプリの登録会員は105万人に達し、無印良品など人気テナントの誘致も進む。
また、滋賀県内でのドミナント戦略として新店舗の出店や既存店の改装も実施し、地域シェアの拡大を図った。
一方、生産性向上の取り組みでは、パート社員の登用や店舗規模に応じた体制見直し、アウトパック製造の拡充などを通じ、コスト構造の改革も推進している。
子会社では、外食や惣菜製造事業で増収が見られたが、ビル管理事業では前年の復旧工事特需の反動により減収となった。
なお、今期の通期業績予想は据え置かれており、営業収益4,560億円、純利益108億円を見込んでいる。
ソース:2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
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筆者:かぴばら
投稿日:2025年10月02日 (木) 17時54分 [no.29515]
投稿日:2025年10月02日 (木) 17時54分 [no.29515]