ゲンキー、過疎地出店とPB強化で増益維持
親会社株主に帰属する当期純利益は11.7%増の70億円に達し、5期連続の増収増益となった。
新規出店は愛知県に21店舗、福井県に12店舗など合計54店舗で、R店(標準型店舗)は441店に拡大した。
一方で、大型店7店の閉店や1店の業態転換も実施され、全体の店舗数は480店舗となった。
主力のR店は売上高が1,698億円と前年から13.8%増加。
売上構成の約7割を占める食品は、10.7%増の1,413億円に達し、生活必需品の低価格ニーズを捉えた戦略が奏功した。
キャッシュ・フロー面では、営業活動による資金が125億円、投資活動では主に店舗設備への投資で156億円を支出。
期末の現金等残高は62億円と堅調だった。
今後の見通しについては、物価・人件費の上昇や競争激化による不透明感が続くとしつつも、地方での出店加速やプライベートブランド商品の強化、自社センターを活用した惣菜・生鮮品の品揃え拡充を図るとしている。
2026年6月期には66店舗の新規出店を予定し、通期売上は2,218億円、純利益75億円を見込んでいる。
※写真は昔のゲンキー建設予定の様子
※ソース:ゲンキー 2025年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
http://www.genky.co.jp/files/irinf...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年07月29日 (火) 18時47分 [no.29092]
投稿日:2025年07月29日 (火) 18時47分 [no.29092]