株式会社バローホールディングス、デスティネーション・ストア戦略で過去最高売上を更新
営業収益は前年比6.3%増の807,795百万円、営業利益は13.9%増の22,844百万円、経常利益は11.1%増の25,604百万円に至りました。
また、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比57.1%増となる11,945百万円を記録し、過去最高を更新しています。
バローホールディングスは、「デスティネーション・ストア」への転換を進める中で、来店目的を明確にした店舗モデルを展開。
これにより、製造機能を活かした商品力の向上や、関西エリアへの新規出店、既存店舗の生鮮部門強化を目的とした18店舗の改装を実施しました。
この取り組みは顧客からの支持を集め、当社グループの競争力をさらに高めることに成功しています。
さらに、デジタル戦略においても、自社電子マネー「Lu Vitカード」やアプリの使用を促進。これが顧客エンゲージメントの強化につながり、「Lu Vitカード」会員は458万人、アプリ登録会員は105万人に達しています。
新設の「Lu Vit クレジットカード」も、開始から1年で18万口座の申し込みを受け、決済多様化への対応を推進しています。
今後、2025年3月期の業績見通しでは営業収益8,400億円、営業利益235億円を目指し、2027年3月期の新中期経営計画ではさらなる成長を計画しています。
デスティネーション・ストアという明確な戦略を基に、バローホールディングスは引き続き業界内での存在感を示し、持続可能な成長を目指しています。
ソース:バローホールディングス2024年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)より
筆者:かぴばら
投稿日:2024年05月14日 (火) 16時35分 [no.26105]
投稿日:2024年05月14日 (火) 16時35分 [no.26105]