バローホールディングス、営業利益35%増で好発進
株式会社バローホールディングスの2026年3月期第1四半期(2025年4~6月)の連結決算が発表された。
営業収益は前年同期比6.8%増の2,215億円、営業利益は同35.6%増の70億円と、大幅な増益となった。
中期経営計画で掲げる「営業収益1兆円達成」を2028年3月期に前倒しし、関東・関西エリアへの積極出店を進める中での好決算となった。
スーパーマーケット事業では、愛知県稲沢市に開業したメガストア併設の店舗が計画を上回る売上を記録。
対面鮮魚販売の拡充や生フルーツデザートの展開など、魅力ある売場づくりが奏功している。
ドラッグストア事業は調剤や食品の販売が堅調だったが、人件費などのコスト増で減益に。
ホームセンター事業は減収ながら営業利益は大幅増、プライベートブランドの比率拡大などが貢献した。
また、自社電子マネー「Lu Vit(ルビット)」の会員数は518万、アプリ登録会員数は138万に達し、顧客接点の強化も着実に進んでいる。
新たに「Lu Vitクレジットカード」も33万口座を超える申し込みがあり、金融領域での収益拡大にも期待がかかる。
同社はサステナビリティ活動にも力を入れており、地域連携によるフードドライブや小学校の水泳授業受託、太陽光発電の導入など、地域密着型の成長モデルを構築しつつある。
ソース:バローHD
2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
https://valorholdings.co.jp/wp-content/uploa...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年08月08日 (金) 13時49分 [no.29151]
投稿日:2025年08月08日 (金) 13時49分 [no.29151]