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バローホールディングス、好調なスーパー事業と自社株買いで株主還元を強化 中部圏スーパーの動向に注目

バローホールディングスは、2025年3月期第1四半期の連結業績を発表しました。
同社の営業収益は前年同期比5.7%増の2074億50百万円となり、スーパーマーケット事業が引き続き堅調に推移しました。


関西方面への事業シフトと「デスティネーション・ストア」への転換を進め、特に関西圏での売上拡大を目指しています。
スーパーマーケット事業は既存店売上高が前年同期比5.8%増加し、営業利益も3.7%増となりました。


しかし、ホームセンター事業やドラッグストア事業は厳しい状況が続いており、営業利益が減少しています。
また、スポーツクラブ事業も依然として営業損失を計上しており、立て直しが必要な状況です。


こうした中、バローホールディングスは、株主への利益還元の充実および資本効率の向上を図るため、2024年8月9日開催の取締役会において、自己株式の取得を決定しました。

自社株買いは8月13日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)にて、当日の終値である2,355円で行われる予定です。


中部圏のスーパー業界では、同じく1月には愛知県のアオキスーパーがMBO(経営陣による買収)により上場廃止となり、オークワや平和堂も自社株買いを進めています。

こうした動向は、業界全体としての株主還元の強化や資本効率の改善を目指す動きが加速していることを示唆しています。


ソース:バローIR情報
https://valorholdings.co.jp/news-...
筆者:かぴばら
投稿日:2024年08月09日 (金) 17時28分 [no.26747]

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