アルビス株式会社、2024年3月期の決算を発表 ― 経済回復と競争激化の中での成長戦略

富山県を中心に中部地区でスーパーを展開するアルビス株式会社は、2024年3月期の連結決算を発表しました。

新型コロナウイルス感染症の状況が緩和されたことで、社会経済活動の回復が見られる一方で、ウクライナ情勢の長期化や資源価格の高騰など、経済環境の不確実性は依然として残っています。


2024年3月期の営業収益は97,798百万円で前年比3.4%増、営業利益は2,142百万円で10.5%増となりました。

しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は前年比8.2%減の1,545百万円となり、一部の店舗での災害被害や閉店に伴う特別損失が影響しました。




同社は、第三次中期経営計画の下、顧客の多様なニーズに応じた商品の拡充や、新たな店舗形態「albis KULA*SU」の導入など、顧客満足度の向上を目指しています。
また、従業員の教育プログラム強化やキャッシュレスセルフレジの導入による生産性向上にも注力しています。



アルビス株式会社の今後の展望としては、2027年3月期に営業収益1,203億円を目指し、中京エリアへの積極的な出店や改装、人材育成と業務基盤の強化を通じて利益率の改善を図ることが計画されています。

また、「私のお店」というコンセプトのもと、安全で楽しい買い物体験を提供することで、アルビスファンを増やし、地域社会への貢献を続けていく方針です。



この決算報告は、経済状況の変動に対応しながらも、持続可能な成長を目指すアルビス株式会社の努力を示しており、今後のさらなる発展が期待されます。

筆者:かぴばら
投稿日:2024年04月30日 (火) 18時00分 [no.25991]

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