岐阜県の大型小売店、売上高は増加も一部商品は減少―物価上昇の影響か
全体としては売上が増加しているものの、一部商品カテゴリーでは落ち込みが見られ、物価の上昇が消費行動に影響を与えている可能性が指摘されています。
岐阜県内の大型小売店の販売額は、2024年2月時点で219億円と、前年同月比で2.9%増加しました。
特に既存店ベースでは4.0%の増加が確認されています。
商品カテゴリー別では、
飲食料品が177億円で前年同月比4.1%増、
衣料品が13億円で1.7%増となっています。
しかし、一部の衣料品や商品券の売上は逆に減少しており、これが物価上昇の影響を受けた結果である可能性があります。
具体的には、一部の衣料品が前年同月比で13.3%減少し、商品券の販売額も12.2%の減少を記録しています。
日本政府が発表した総合消費者物価指数も、2023年3月の104.4から2024年3月には107.2へと上昇しており、物価の高騰が家計に与える影響が売上データに反映されていると考えられます。
これにより、消費者は日常的な支出を見直し、特に非必需品への出費を控える傾向にあるかもしれません。
岐阜県内の小売市場は、物価と消費行動の変動を受けて、今後も多様な動きが予想されます。
特にこれからの消費者の選択が、地域経済にどのような影響を及ぼすかが注目されるところです。
ソース:岐阜県の大型小売店販売額(令和6年2月)
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/press...
筆者:かぴばら
投稿日:2024年04月30日 (火) 15時06分 [no.25990]
投稿日:2024年04月30日 (火) 15時06分 [no.25990]