アメリカ赤色3号の食品使用を禁止へ 日本でも情報公開、消費者庁がQ&A発表
これは、赤色3号が高濃度で雄の実験用ラットに癌を引き起こすとのデータを受けた決定です。
この着色料はキャンディーやケーキなど、食品に鮮やかなチェリーレッドの色を付けるために使用されてきました。
しかし、1960年に制定された連邦食品・医薬品・化粧品法(FD&C法)のデラニー条項に基づき、発癌性が確認された添加物の使用は禁じられます。
なお、人間に対する同様のリスクは科学的に確認されていないものの、FDAは2027年1月15日までに食品メーカーが製品の再配合を行うよう求めています。
### 日本の対応:消費者庁が情報提供
この動きに対し、日本の消費者庁は「食用赤色3号」に関するQ&Aページを公開しました。
日本国内では赤色3号の使用が引き続き認められており、現時点で禁止措置は予定されていません。
ただし、食品にどのような添加物が使用されているかについて消費者が知るための方法や、海外での規制状況についても情報が提供されています。
公開されたQ&Aでは、以下のような質問に対する回答が掲載されています。
- **食用赤色3号がどのような添加物か**
- **どのような食品に使用されているか**
- **米国で禁止された理由**
- **日本での使用制限の予定の有無**
- **使用された食品の安全性**
また、赤色3号が使用された食品を識別する方法や、他の着色料に対する規制状況についても詳細な説明がされています。
米国食品医薬品局(FDA)の発表ページ
https://www.fda.gov/industry/color...
消費者庁のQ&Aページ
https://www.caa.go.jp/policies/polic...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年01月18日 (土) 03時37分 [no.27848]
投稿日:2025年01月18日 (土) 03時37分 [no.27848]