毎年この時期になると!
ただ、抜けた方の多くが
「脅されました!」
「これもあれも使えなくなるって言われました!」
…みたいに、“脅迫された”という表現で語っているのが気になります。
でも、実際は脅してるつもりはないんです。
PTAを抜けるのは個人の自由ですが、たとえば配り物や備品など、PTA会費から出ているものもあります。
全員加入なら全員に渡せるけれど、非加入の方には渡せなくなることもあるんです。
それがまた、「渡す子・渡さない子」を分けることになって、差別のつもりはなくても、結果として“差が生まれる”形になる。
そこに悩んでいるのは、実は先生たちの本音だったりするのかもしれません。
それを想像した結果、ついつい
「正気?」とか「面倒だなぁ…」って、
強めの言い方で遠回しにあれこれ伝えてしまうのだと思うんです。
結局のところ、親の判断や思想によって、子どもへの対応を分けなければいけないのが本当に嫌なんですよね。
先生も親も、誰かを悪者にしたいわけじゃないのに、分けざるを得ない現場の空気が、なんとも厄介です。
さらに言えば、こうした対応って、子どもだけの問題じゃなくて、まわりの大人たちにも手間や負担が増えるんですよね。
「加入する・しないの自由」が尊重される一方で、その自由の“結果”は、先生や地域の人たち、保護者同士の新たな対応の負担として跳ね返ってくる。
嫌なら仕方ない、というのはみんな分かっています。
だって、PTAの役員なんて、そもそも誰だってやりたくないんですから!
筆者:かぴばら
投稿日:2025年05月04日 (日) 07時16分 [no.28535]
投稿日:2025年05月04日 (日) 07時16分 [no.28535]