アフィリエイトリンクを含んでいる記事もあります。運営のために活用させて頂いています。

私があまりおすすめのニュースを見なくなった理由

多くの人は、テレビや新聞が報じたことを、そのまま信じますよね。
そして、AIはよく間違った回答をする、と聞いたことがある人も多いと思います。


実は、この2つは少し似た原因があるのかもしれません。


いわゆる日本で言われるオールドメディアは、ニュースの出所を明かしません。
新聞やテレビは紙面や放送時間が限られているため、引用元を提示せずに記事を作ることが多いのです。



一方でAIは、「何でも聞いてください」と言いつつ、学習していないことはわかりません。

ネットで調べても見つからないこともあります。


そんな時、AIは“推測”という方法を使います。
Aの情報とBの情報から、Cという結果を出すわけです。


これが、AIが間違った答えを言ってしまう理由です。


決してAIが悪いわけではなく、
「事実に基づいた回答だけして」
「ソースがないものは推測しないで」
と指示すれば、AIは嘘をつきません。


ただ、この推測という能力はAIの強みでもあり、これからも発展する部分なので、少し温かく見てほしいと思っています。

推測してほしい時は「ソースある情報で調べて、わからなければ推測して」と言えばいいだけの話です。



さて…。



私が“おすすめニュース”を見なくなった理由はここにあります。



たとえば中国が日本について批判的な報道をした時。

「中国のテレビが日本政府は台湾に口出しすべきではないと報じた」

こういうニュースを見た場合、本当に大事なのは
“どの放送局が発信したのか” です。



中国で政府の本音を最も直接語るのは国営の「CCTV」。

CCTVが言ったなら、それは中国政府の立場です。
しかし、これを「中国国民の声」とは必ずしも言えません。



つまり


中国のテレビで放送された=中国国民の民意
ではないのです。

中国のテレビで放送されたことが、中国国民の民意とは限りません。
ここは見誤ってはいけないポイントだと思っています。



宮本武蔵の逸話に
「天下無双になった者は、挑戦者が次々現れ、休まる暇がない」
という話があります。



頂点に立つ者ほど、外から見えない重圧や本音があるものです。



一党独裁が良いのかどうか、私には判断できません。


でも、中国で暮らす人たちは実際にはすごく好奇心旺盛で、食べることも楽しみ、生活を前向きに過ごしている人が多いのです。



政府の真意と国民の民意は、常に一致するわけではありません。


この視点が抜け落ちたニュースを私は信頼できなくなってしまった、という話です。

・できる限り発信者本人の発言を探してください
・ソースを提示していないニュースは、それなりに聞いてください。
・目の前の写真や動画は、いつ撮影されたものか示されていますか?



深淵をのぞくとき、深淵もまたこちらをのぞいている
ニーチェ『善悪の彼岸』
筆者:かぴばら
投稿日:2025年11月15日 (土) 18時40分 [no.29807]

関連記事

最近の下書きニュース

お友達紹介

以下のサービスを申し込みされる際は、ぜひ下記リンクから申し込みください。
お友達紹介によって、紹介した側・紹介された側に特典が入ります。

最近の下書きの投稿



コラム更新日記だけではお届け出来ない私事など、ちょっとしたメモ程度に不定期に執筆していきます。