オークワ、厳しい経営環境の中での四半期業績発表!変化への適応と今後の展望
この四半期(2023年2月21日〜2023年11月20日)は、営業収益が1826億36百万円と微増する一方で、営業利益、経常利益、四半期純利益がそれぞれ11.6%、13.3%、16.7%の減少を示しました。
この結果は、新型コロナウイルス感染症の影響緩和による消費回復の兆しと、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や世界経済の不透明さ、原材料価格の変動やエネルギーコストの上昇など、複雑な外部環境の影響を反映しています。
オークワは、厳しい経営環境に対応するために「業態の再構築によるシェアアップ」と「業務改革の推進による原価低減」を年度スローガンに掲げ、積極的な取り組みを行っています。
具体的には、春日井店(愛知県春日井市)や八尾郡川店(大阪府八尾市)の新規出店、大淀西店(奈良県吉野郡大淀町)の改装などを行いました。
また、連結子会社のサンライズは業務改善により増収増益を達成しましたが、外食のオークフーズは減収減益となっています。
財政状態に関しては、総資産が前連結会計年度末に比べて7億71百万円減少し、1,317億54百万円に。貸倒引当金として700万円が計上されており、これは市場の不確実性や経済環境の変動を反映しています。
オークワは2024年2月期の通期業績予想に変更はなく、これまでの業績と経営戦略を継続していく方針です。今後の動向には注目が集まります。
筆者:かぴばら
投稿日:2023年12月28日 (木) 08時35分 [no.25032]
投稿日:2023年12月28日 (木) 08時35分 [no.25032]