東海環状自動車道の一部区間、工事遅延で開通が半年程度遅れる見込み
この遅延の原因は、高架橋の下部工事で想定外の玉石が発生したため。
当初の「ウォータージェット併用圧入工法」から「硬質地盤クリア工法」への変更が必要となり、工程に時間を要したことが影響しています。
ネクスコ中日本は、一日も早い工事完成に向けて工程短縮を検討・実施するとしています。
一方、養老ICから北勢ICにかけての養老トンネルでは、令和5年11月と令和6年2月に、岐阜県側と三重県側から掘削している避難坑でそれぞれ湧水が発生し、工事が一時中止されました。
湧水対策として水抜きボーリングを実施した結果、試験的に掘削を再開していますが、令和8年度の開通予定に向けて今後は「養老トンネル施工技術検討会(仮称)」の設置と専門家の意見を踏まえた対策工法の検討が進められます。
その他の区間、山県ICから糸貫ICおよび北勢ICから大安ICまでは、工事が順調に進捗しているとのことです。
ネクスコ中日本は引き続き、安全に十分配慮しながら着実に工事を進める方針です。
この工事遅延は地域の交通状況や経済に影響を及ぼす可能性があり、地域住民や関係者からの注目が集まっています。
ソース:ネクスコ中日本
国道475号東海環状自動車道(西回り区間)事業調整会議の結果について
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/press...
筆者:かぴばら
投稿日:2024年03月22日 (金) 18時59分 [no.25717]
投稿日:2024年03月22日 (金) 18時59分 [no.25717]