ラ・ムー運営の大黒天物産、2024年5月期業績発表
2024年5月期の連結売上高は2,700億7,700万円で、前年同期比11.5%増となりました。
営業利益は107.9%増の93億5,200万円、経常利益は97.0%増の95億4,300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は102.4%増の63億600万円に達しました。
大黒天物産は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぎ、経済活動の正常化が進む中でも、ロシア・ウクライナ情勢や為替変動、エネルギー価格の高騰などの厳しい経済環境に直面しました。
こうした中で、同社は「魅力ある店づくり6項目」をスローガンに掲げ、地域最安値価格を目指すESLP戦略や、自社開発商品の改良、高品質・低価格の商品(D-PRIDE)の提供を強化しました。
また、自社物流の構築や生鮮食品の鮮度向上に努め、コスト削減を実現しています。
2024年5月期には、石川県、熊本県、新潟県など11県に新店舗を出店し、そのうち2店舗はコスト削減を実現するSFO店舗フォーマットでの出店でした。
さらに、6店舗の改装も行い、既存店舗の活性化にも力を入れました。
財務活動によるキャッシュ・フローでは、前期に13,000百万円の長期借入金を取得したものの、当期では新たな長期借入金の取得はなく、長期借入金の返済が行われました。その結果、現金及び現金同等物の期末残高は120億2,300万円となりました。
大黒天物産は、今後も成長戦略として高速多店舗化出店を継続し、さらなる業績向上を目指しています。
ソース:大黒天物産IRニュース
https://www.e-dkt.co.jp/ir...
筆者:かぴばら
投稿日:2024年07月12日 (金) 08時34分 [no.26545]
投稿日:2024年07月12日 (金) 08時34分 [no.26545]