今年の6月をもって!
イオンモールの起源は、1911年に岐阜市で設立された「岐阜繭糸株式会社」にさかのぼります。
繊維産業で栄えた岐阜の地において創業されたものであり、もともとは現在のイオングループ(岡田屋)とは無関係でした。
しかし、繊維業の衰退とともに、本業を転換し、所有していた不動産を活用する事業へとシフト。
その流れの中で、ジャスコ(現・イオン)に吸収される形となりました。
その後、イオンと三菱商事はアメリカ型の大型ショッピングモール事業を展開するため、「ダイヤモンドシティ株式会社」を設立。
休眠状態にあった「岐阜繭糸株式会社」の法人格を活用し、全国に大型モールを展開する体制を整えました。
近年では、中国をはじめとするアジア市場にも進出し、一定の規模を築きましたが、
コロナ禍を契機に、従来の大型モール路線から、都市部に適応したコンパクトな商業施設展開へと転換を図っています。
今後、イオングループは都心部の再開発や街づくりに本格参入し、
本格的な不動産戦争の時代へ突入する可能性があります。
筆者:かぴばら
投稿日:2025年04月22日 (火) 08時33分 [no.28452]
投稿日:2025年04月22日 (火) 08時33分 [no.28452]