アルビス、堅調な売上も利益は減少傾向
売上高は前年同期比0.3%増の740億6900万円となり、既存店の堅調な売上や改装店舗の収益向上が寄与しました。
特に、節約志向に応えるプライベートブランド(PB)商品の拡大や、シニア層を対象とした「アルビスプラム友の会」の会員数が約8万人に達するなど、顧客層に応じた施策が奏功しています。
一方、営業利益は前年同期比10.8%減の16億4000万円、経常利益も9.1%減の20億6000万円と減益となりました。
これは、賃金の上昇や人的資本への積極投資が影響したものとしています。
物流コスト削減や高付加価値商品の販売拡大などの改善施策は進展していますが、コスト面での課題が依然として残っています。
同社は店舗運営の標準化や電子棚札の導入など、生産性向上を目指す取り組みを継続しています。
また、再生可能エネルギーの活用やリサイクル活動を含む「albis Green Action」を推進し、環境負荷低減にも積極的です。
なお、2025年3月期の通期業績予想は変更しておらず、営業収益994億2900万円、純利益17億400万円を見込んでいます。
ソース:アルビス・2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7475...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年01月31日 (金) 17時15分 [no.27937]
投稿日:2025年01月31日 (金) 17時15分 [no.27937]