岐阜県の景気、持ち直しの兆しも足踏み感
先行指数は113.4と前月比0.7ポイントの上昇。
一致指数は118.5で、こちらも前月から0.7ポイント上昇した。
遅行指数は128.9で、前月から2.3ポイント低下している。
先行指数では、製造業・サービス業の所定外労働時間の増加がプラス要因となった一方、新設住宅着工戸数や建築着工床面積が減少し、景気を下押しした。
一致指数は、鉱工業生産や延べ宿泊者数が増加したことが全体を押し上げた。
しかし、有効求人倍率の低下がマイナス寄与しており、雇用面ではやや弱さが残る。
ディフュージョン・インデックス(DI)を見ると、先行指数は63.6、一致指数は87.5と、ともに景気拡張を示す50を上回った。
ただし、遅行指数は42.9と50を下回っており、景気の回復が一部の分野にとどまっていることがうかがえる。
県は、引き続き製造業と観光関連の動向が景気に大きく影響するとみて、今後の指数の動きを注視していくとしている。
ソース:岐阜県・岐阜県景気動向指数(令和7年2月)
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/press...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年05月12日 (月) 18時26分 [no.28592]
投稿日:2025年05月12日 (月) 18時26分 [no.28592]