バローホールディングス、関西強化で増収増益に
営業収益は前年比5.8%増の8,544億円、純利益は14.3%増の136億円と、増収増益を達成した。
新たに始動した中期3ヵ年経営計画の初年度では、「成長・収益・持続性・差別化」の4戦略を推進。
スーパーマーケット(SM)事業では、関西圏への新規出店と改装を積極展開し、関西売上高は500億円に到達。将来的には1,000億円規模を目指す。
ドラッグストア事業では、生鮮品の取り扱い拡大と調剤薬局併設の推進で増収を維持したが、費用増により減益に。
ホームセンターやペットショップは増収だったが、同様にコスト増の影響を受け減益となった。
流通関連事業では新拠点の稼働や子会社の再編効果が寄与し、営業利益は14.5%増と好調。
また、自社電子マネー「Lu Vitカード」の会員は504万人を超え、アプリの登録者数も131万人に達した。
社会貢献活動にも注力し、地域の子ども食堂との連携や食品ロス対策の「フードドライブ」は、設置拠点が276ヵ所へと拡大。
今後は、関西圏でのさらなる店舗網拡充や物流拠点の稼働強化などを通じ、グループ全体の構造改革と収益拡大を図るとしている。
2026年3月期は、営業収益9,020億円、純利益140億円を見込んでいる。
ソース:バローHD/2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
https://valorholdings.co.jp/wp-content/uploa...
筆者:かぴばら
投稿日:2025年05月13日 (火) 13時51分 [no.28597]
投稿日:2025年05月13日 (火) 13時51分 [no.28597]