オークワ、野心的な収益目標で新中期経営計画と自己株式取得を発表
2022年4月に策定された計画を見直し、2027年2月期までの新計画を策定。経営環境の変化と現業績を反映したこの新計画は、2026年度の営業収益目標を290,000百万円と設定し、過去の実績を大幅に上回る野心的な目標を掲げています。
新中期経営計画の背景には、エネルギー資源や原材料価格の高騰など、国際情勢の悪化による経営への影響があります。
これに伴い、自己資本利益率(ROE)、1株当たり純利益(EPS)、株価純資産倍率(PBR)などの経営指標が市場の期待に応えられていない現状が見受けられます。
このため、既存の計画を見直し、新たな戦略と目標の設定に努めました。
新計画では、顧客データの活用、従業員スキルの強化、収益力の向上、持続的成長、人的資本の価値向上、サステナビリティ経営など多岐にわたる分野での取り組みを強化します。
また、IR活動の充実を通じた投資家との対話の深化や企業価値の向上にも注力しています。
資本政策としての自己株式取得は、株主価値の向上を目的とし、取得上限は2,200,000株、総額20億円とし、市場買付けによる実施を計画しています。
この自己株式取得と新中期経営計画により、オークワは経営の効率化と業績の向上を目指すと同時に、設定された高い収益目標に対する市場からの反応とその達成可能性が注目されます。
ソース:中期経営計画見直し並びに
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた取り組みに関するお知らせと己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせから
筆者:かぴばら
投稿日:2024年03月27日 (水) 13時58分 [no.25755]
投稿日:2024年03月27日 (水) 13時58分 [no.25755]