ロピア沖縄国際通り店、5月末で閉店へ
沖縄初のロピアとして2024年3月に開業した「ロピア沖縄国際通り店」が、2025年5月31日をもって閉店することが明らかになった。
これはロピアを運営するOICグループと、地元企業の野嵩商会とのフランチャイズ契約終了に伴うもの。
両社は23日付で「契約終了に関する報告」を発表し、詳細な経緯は「合意事項と守秘義務のため非公開」としている。
同店は、ロピア初のフランチャイズ店舗として那覇市・国際通りの「さいおんスクエア」にオープン。
売り場面積約1,032㎡と比較的小規模ながら、精肉・青果・鮮魚・惣菜・食品の5部門で約1万点の商品を取り揃え、大容量・低価格を打ち出したことで話題を呼んだ。
特に、総重量560gの「モンスターバーガー」や焼きたてのピザ、希少部位を扱う精肉コーナーが人気だった。
観光地立地を活かし、訪日観光客からも高い支持を得ていた。
一方で、混雑や現金決済のみといった不便さの声も見られた。
また、24時間営業が基本のユニオン運営としては珍しく、営業時間は10:00〜21:00に限定されていた。
フランチャイズ契約終了後は、店舗運営を引き継ぐ野嵩商会が「ユニオンスカラ国際通り店」として、6月20日より新たに営業を開始する。
「スカラ」はユニオンの新業態で、那覇市宮城の1号店に続く2店舗目となる。
今後もロピアの運営ノウハウを部分的に活かしながら、ユニオン独自の商品展開や店舗運営が期待される。
今回の事例は、全国展開を進めるロピアにとって初のフランチャイズ契約終了となり、今後の戦略にも注目が集まる。
ロピア：フランチャイズ契約終了に関するご報告
https://oicgroup.co.jp/docs/relea...
写真は「ロピア沖縄国際通り店」オープン前の店舗。
筆者：かぴばら
投稿日：2025年05月24日 (土) 00時35分 [no.28661]
投稿日：2025年05月24日 (土) 00時35分 [no.28661]
