発行 第11805号

【東海進出も?】北九州のソウルフード「資さんうどん」実食レポ!ごぼう天うどん&名物ぼたもちが絶品

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筆者:
【東海進出も?】北九州のソウルフード「資さんうどん」実食レポ!ごぼう天うどん&名物ぼたもちが絶品
深夜の国道をひた走り、夜明けの街をいくつも越えて…。
先日、筆者は岐阜県から九州・長崎港まで、有料の高速道路をほぼ使わないという少し無謀な挑戦をしてみました。

有料区間は本州と九州を繋ぐ関門トンネルのみ。
疲労と空腹がピークに達した九州上陸直後、煌々と輝く看板に吸い寄せられました。

それが、北九州のソウルフード「資さんうどん」との出会いでした。



目次 (読むのに約9分)

  1. 関門トンネルだけは有料区間
  2. 北九州上陸後の夜食は「資さんうどん」
  3. 資さんうどんの拡大と現在の運営
  4. 東海人には「スガキヤ」感覚?でも違う!
  5. 初めての来店は深夜帯
  6. 人気メニュー「ごぼう天うどん」実食!
  7. 甘めの出汁ともちもち食感が新鮮
  8. 地域チェーンの全国化、今後の展開に注目
  9. AIによるこの記事の解説
  10. よくある質問(FAQ)
  11. 資さんうどん 葛原店の概要
  12. あわせて読みたい記事
  13. 参考になったサイト

関門トンネルだけは有料区間



関門トンネルの料金所(2025年8月撮影)
関門トンネル(2025年8月撮影)


本州から九州に渡る際、どうしても避けて通れないのが関門海峡。
ここには関門橋と関門トンネルの2つの連絡手段がありますが、どちらも有料です。
今回は下道ルートにこだわったため、一般道扱いの関門トンネル(国道2号線)を選びました。


関門トンネルの入口(福岡県・門司側)(2025年8月撮影)
トンネル(2025年8月撮影)


トンネルの全長はおよそ3,461メートル。
1958年に開通し、山口県下関市と福岡県北九州市門司区をつなぐ重要な交通路です。
普通車はわずか160円で通行可能。

筆者としては、今後は徒歩なら無料(自転車・原付は通行料20円)で渡れる人道トンネルや、JRの関門鉄道トンネルも体験してみたいところです。
人道トンネルはエレベーターで海底に降りるという、ユニークな体験ができるんですよ。



北九州上陸後の夜食は「資さんうどん」



深夜でも営業をする資さんうどん店の看板(2025年8月撮影)
看板(2025年8月撮影)


関門トンネルを抜けて北九州市に入ると、目に飛び込んできたのが「資さん(すけさん)うどん」。
東海地方ではほとんど知られていませんが、北九州を中心に展開する24時間営業の人気うどんチェーンです。
1976年創業で、今ではすっかり地域に根付いた存在。

夜遅くでも営業しているため、仕事終わりのサラリーマンや若者、夜行バスの待ち時間を潰す人など、さまざまな層に重宝されています。



資さんうどんの拡大と現在の運営



2018年に投資ファンドの傘下に入り、さらに2024年からはすかいらーくグループの一員として再スタート。
九州限定だった展開も、現在は関東・関西に拡大しつつあります。

今後、東海地方にも進出する可能性がある注目のチェーンといえるでしょう。



東海人には「スガキヤ」感覚?でも違う!



資さんうどんの店舗外観(2025年8月撮影)
資さんうどん(2025年8月撮影)


東海地方でたとえるなら「スガキヤ」的な地域密着型の存在感ですが、業態はやや異なります。

資さんうどんは、九州らしい甘めでコクのある節系出汁のうどんを主力に、丼物・おでん・ぼた餅など多彩なメニューをそろえた“がっつり系食堂”です。



資さんうどんのうどん以外のメニュー(2025年8月撮影)
うどん以外のメニュー表(2025年8月撮影)


とくに深夜営業に強く、トラック運転手や夜勤明けの常連客が多いのが特徴です。



初めての来店は深夜帯



資さんうどんのうどん系メニューの一覧(2025年8月撮影)
うどん系メニュー(2025年8月撮影)


今回訪れたのは2025年8月お盆期間中の深夜。

筆者にとって資さんうどんは初体験。


店内には子連れファミリー、深夜の若者グループ、仕事帰りのサラリーマンなど、幅広い客層が集まっていました。

席に着いたら目の前のタブレットで注文する方式で、会計は現金・クレジットカードに対応。
ただし、レジ周りに支払い方法の案内がなく、初見だと少し戸惑うかもしれません。




人気メニュー「ごぼう天うどん」実食!



資さんうどん店の定番メニューごぼう天うどん(2025年8月撮影)
ごぼう天(2025年8月撮影)


揚げたての大きなごぼう天は、最初はサクサク、出汁に浸るにつれてじゅわっと旨みが広がる食感の変化も楽しめます。


今回は定番メニュー「ごぼう天うどん(3本入り)」を注文。
税込760円です。

他にも
・ごぼう天うどん(大盛)…税込950円
・カツとじ丼…税込760円+ミニうどんセット…税込230円
・資さんしあわせセット…税込950円

もし「うどんも丼ものも両方食べたい!」と迷ったら、断然この「資さんしあわせセット」がおすすめです。

このセットは、ミニうどん、ミニカツとじ丼に、年間400万個以上も売れるという名物の「ぼたもち」まで付いてくる、まさにお店の魅力を凝縮した“いいとこ取り”メニュー。

資さんの味を一度に、そしてお得に満喫できる、まさに名前の通り“しあわせ”なセットです。



と、ボリューム満点でも1,000円以下でしっかり食べられるラインナップが魅力です。



甘めの出汁ともちもち食感が新鮮



鯖節やうるめ節をベースの旨みが溶け込んだ資さんうどんのだし(2025年8月撮影)
九州らしい甘めの出汁


出汁は、九州らしく鯖節やうるめ節をベースに、昆布や椎茸で旨味を重ね、醤油は控えめ。
甘みのある味わいは、カツオ出汁に親しんだ東海人には新鮮な驚きです。


資さんうどんのうどんはもちもち食感(2025年8月撮影)
コシよりも、もっちりとした柔らかさが特徴の麺


うどんは讃岐風のコシではなく、もっちり柔らかめ。
年配の方からお子さんまで食べやすいのが特長です。





地域チェーンの全国化、今後の展開に注目



資さんうどんといえば、やはりうどんと並んで「ぼたもち」の存在も外せません。


資さんうどん名物のぼたもち(2025年8月撮影)
ぼたもち(2025年8月撮影)


小ぶりながらも程よい甘さともちもち感があり、食後にもぴったりの一品。

筆者もデザート感覚でいただきましたが、うどん+ぼたもちの組み合わせが想像以上にクセになります。


創業者は、うどんだけでなく“家庭的な味”も提供したいと考えていました。

九州では、お彼岸や行事だけでなく普段のおやつとしてもぼたもち(おはぎ)を食べる文化があります。
そこで、店内でうどんを食べたあとに甘いぼたもちを楽しむ流れを作り、それを「食後の定番」として根付かせたのです。

まさに、九州らしい食後の甘いもの文化と言えるでしょう。



近年では、衣料や家電のように、飲食業界でも専門性の高い地域チェーンが全国展開する動きが加速しています。



「さぬき麺市場」などの事例と同様に、資さんうどんも関東・関西への出店を広げており、東海進出も近い将来あるかもしれません。


がっつり食べたい時、1,000円以内でお腹と心が満たされるお店が近くにあったらうれしいですよね。
特に、14時間走り続けた身体には、この優しくも満足感のある一杯が深く染み渡りました。




皆さんも九州を訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

AIによるこの記事の解説


情報の網羅性スコア:92/100
  • ポイント1: 筆者が岐阜県から長崎まで下道中心で移動し、唯一の有料区間が関門トンネルだったという現地体験ベースの構成。
  • ポイント2: 北九州名物「資さんうどん」について、歴史・運営会社・人気メニュー・営業時間など多角的な情報が網羅されている。
  • ポイント3: 写真付きで実際の店舗や料理が紹介されており、現地取材によるリアルな食レポと交通体験が強みとなっている。

よくある質問(FAQ)


Q. 資さんうどんはどこで食べられますか?
A. 九州を中心に関東・関西へも展開中です。
Q. ごぼう天うどんの価格はいくらですか?
A. 通常サイズで税込760円、大盛は950円です。
Q. 資さんうどんは24時間営業ですか?
A. 多くの店舗が24時間営業で、年中無休です。
Q. 資さんうどんの注文方法は?
A. 店内タブレットで注文、支払いは現金・カード対応です。
Q. 資さんうどんのぼたもちはテイクアウト可能?
A. 店舗によりますが多くの店でテイクアウト可能です。

資さんうどん 葛原店の概要


店名: 資さんうどん 葛原店
住所: 福岡県北九州市小倉南区 葛原東2-14-1

営業時間: 24時間営業
定休日: 年中無休

地図リンク:
資さんうどん 葛原店の詳細地図を見る
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このレポートは、筆者が現地で調査した結果を基に作成されています。
一次取材/撮影:かぴばら

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