海外と日本の接客!
そんな声をよく耳にします。
でも裏を返せば、「なぜそこまで丁寧にしなければならないのか?」という疑問も浮かびます。
実際のところ、日本の接客の丁寧さは、
お客さんがすぐに文句を言う・納得しないという姿勢に対して、
「言われないように」「怒られないように」と現場が気を使い続けた結果、
磨かれていったものではないでしょうか。
最近では、カスタマーハラスメントへの対策として
「不当な要求には毅然と対応します」と掲示する企業も増えています。
「人に何かをやってもらうこととは、どういうことか?」
――いま一度、私たち自身がその本質を考えるべき時期にきているのかもしれません。
むしろ、丁寧な接客を求めるのであれば、
「どうしてほしいか」を分かりやすく伝える努力も必要です。
それこそが、本当の意味での“日本人の美徳”として見直されるべきではないでしょうか。
筆者:かぴばら
投稿日:2025年07月16日 (水) 21時43分 [no.29007]
投稿日:2025年07月16日 (水) 21時43分 [no.29007]