2024年3月3日掲載
2024年07月31日 (水) 17時00分 発行 第11262号
47年の歴史に幕!岐阜高島屋の最終日密着レポート
版次最終編集:2024年07月31日 17:27
筆者:かぴばら
岐阜県最後の百貨店とも言える岐阜高島屋が、2024年7月31日をもって閉店します。閉店が近づくにつれて、高島屋に関する話題がSNSでも盛り上がる中、ついにこの日がやってきました。
そんな最終日の朝、岐阜高島屋に娘と一緒にお買い物に行ってきました。
(岐阜高島屋)
Wikipediaによると、岐阜高島屋は1991年に最盛期を迎え、売上高約249億円を達成しました。
しかし、2000年に開店した「ジェイアール名古屋タカシマヤ」への客流出や郊外型商業施設との競争激化により、売上高が200億円を割り込みました。
1999年には閉鎖のうわさが広がり、期間損益では黒字を計上していたものの、大幅な債務超過に陥っていました。
髙島屋は1995年に岐阜高島屋を含む5社の子会社を吸収合併し、岐阜髙島屋を「髙島屋岐阜店」としました。
2004年には完全子会社の「岐阜髙島屋」として分社化し、2005年には売り場面積を増床してリニューアルオープンしました。
地元政財界の支援や家賃減額交渉などで採算確保の努力を続けてきましたが、残念ながら2024年7月31日をもって閉店することとなりました。
(最終日は開店前から大行列)
最終日は開店前から大行列が出来ており、正面から入店されるお客様には、バラのプレゼントがありました。
まさにバラの広場がある岐阜高島屋ならではの最後のイベントとなりました。
そのバラを受け取るお客様で、入口周辺はものすごい行列になっておりました。
(別の入口へ)
筆者は別の入口へ向かいましたが、こちらの入口でも開店時間の10時になると、商店街のアーケードまで続く長蛇の列ができていました。
(御座候)
岐阜高島屋のデパ地下に行くと、一番の人気店である御座候には長蛇の列ができていました。
一時期は地下から2階まで列が伸びているというアナウンスもありました。
(御座候の行列)
行列に並びながら、御座候を作っている様子を堪能している娘。
周りには報道陣の人が、誰からインタビューをもらおうかと必死になって、いろいろな人を探している雰囲気でした。
朝一番に向かったため、30分で購入ができました。
(岐阜高島屋の閉店)
岐阜高島屋のホームページでも営業終了のお知らせが告知されています。
御座候での買い物を終えて、別のフロアに行っても、とにかくお客様がものすごく多く、最後の日にふさわしい賑わいでした。
(岐阜高島屋最後の御座候)
筆者も最後の御座候を噛み締めつつ、岐阜高島屋を後にするのでした。
お客様カードに最後のお礼の言葉を綴っているお客様も見受けられたり、SNSから、今回の岐阜高島屋の閉店に対し以下のような声が見られました。
岐阜高島屋が2024年7月31日をもって閉店することに対し、多くの人々が寂しさや不安を感じています。
多くの投稿では、岐阜高島屋での思い出や日常の買い物での利用について触れられ、地域のシンボルが失われることへの惜しむ声が多く見受けられます。
また、閉店を前に最後の訪問をしたり、感謝の気持ちを伝えるメッセージも多く寄せられています。
特に、家族や友人と訪れた思い出や特定の店内施設への愛着が語られ、地元住民にとって大きな存在であったことが伺えます。
岐阜市の商業施設の減少を懸念する声もあり、地域の活気が失われることへの不安も広がっています。
47年間の営業、お疲れ様でした。
地図:→岐阜タカシマヤの地図 (GoogleMAPS)
経度緯度:
世界測地系 北緯:35.25.06.2 東経:136.45.27.7
日本測地系(カーナビ) 北緯:35.24.54.7 東経:136.45.38.3
そんな最終日の朝、岐阜高島屋に娘と一緒にお買い物に行ってきました。
目次
地方百貨店の課題
(岐阜高島屋)
Wikipediaによると、岐阜高島屋は1991年に最盛期を迎え、売上高約249億円を達成しました。
しかし、2000年に開店した「ジェイアール名古屋タカシマヤ」への客流出や郊外型商業施設との競争激化により、売上高が200億円を割り込みました。
1999年には閉鎖のうわさが広がり、期間損益では黒字を計上していたものの、大幅な債務超過に陥っていました。
髙島屋は1995年に岐阜高島屋を含む5社の子会社を吸収合併し、岐阜髙島屋を「髙島屋岐阜店」としました。
2004年には完全子会社の「岐阜髙島屋」として分社化し、2005年には売り場面積を増床してリニューアルオープンしました。
地元政財界の支援や家賃減額交渉などで採算確保の努力を続けてきましたが、残念ながら2024年7月31日をもって閉店することとなりました。
バラと岐阜高島屋
(最終日は開店前から大行列)
最終日は開店前から大行列が出来ており、正面から入店されるお客様には、バラのプレゼントがありました。
まさにバラの広場がある岐阜高島屋ならではの最後のイベントとなりました。
そのバラを受け取るお客様で、入口周辺はものすごい行列になっておりました。
(別の入口へ)
筆者は別の入口へ向かいましたが、こちらの入口でも開店時間の10時になると、商店街のアーケードまで続く長蛇の列ができていました。
デパ地下の人気店
(御座候)
岐阜高島屋のデパ地下に行くと、一番の人気店である御座候には長蛇の列ができていました。
一時期は地下から2階まで列が伸びているというアナウンスもありました。
(御座候の行列)
行列に並びながら、御座候を作っている様子を堪能している娘。
周りには報道陣の人が、誰からインタビューをもらおうかと必死になって、いろいろな人を探している雰囲気でした。
朝一番に向かったため、30分で購入ができました。
47年の営業に終止符
(岐阜高島屋の閉店)
岐阜高島屋のホームページでも営業終了のお知らせが告知されています。
お客様各位
平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申しあげます。さて、長らくご愛顧をいただいて参りました岐阜高島屋は、2024年7月31日(水)をもって、営業を終了させていただくこととなりました。
これまでのご愛顧に対し、心より御礼申しあげますとともに、この度の営業終了によりご不便、ご迷惑をおかけすることを深くお詫び申しあげます。
なお最終営業日まで、従業員一同これまで以上に誠心誠意努めてまいります。なにとぞ引き続きご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。
御座候での買い物を終えて、別のフロアに行っても、とにかくお客様がものすごく多く、最後の日にふさわしい賑わいでした。
人々やお客さんの反応
(岐阜高島屋最後の御座候)
筆者も最後の御座候を噛み締めつつ、岐阜高島屋を後にするのでした。
[御座候ができるまでの動画]#岐阜高島屋 2024/07/31 #御座候 営業最終日 pic.twitter.com/rK8XxQgA17
— かぴばら@コラム更新日記 (@sekkaku_koushin) July 31, 2024
お客様カードに最後のお礼の言葉を綴っているお客様も見受けられたり、SNSから、今回の岐阜高島屋の閉店に対し以下のような声が見られました。
岐阜高島屋が2024年7月31日をもって閉店することに対し、多くの人々が寂しさや不安を感じています。
多くの投稿では、岐阜高島屋での思い出や日常の買い物での利用について触れられ、地域のシンボルが失われることへの惜しむ声が多く見受けられます。
また、閉店を前に最後の訪問をしたり、感謝の気持ちを伝えるメッセージも多く寄せられています。
特に、家族や友人と訪れた思い出や特定の店内施設への愛着が語られ、地元住民にとって大きな存在であったことが伺えます。
岐阜市の商業施設の減少を懸念する声もあり、地域の活気が失われることへの不安も広がっています。
47年間の営業、お疲れ様でした。
岐阜タカシマヤ
住所: 岐阜県岐阜市日ノ出町2丁目25地図:→岐阜タカシマヤの地図 (GoogleMAPS)
経度緯度:
世界測地系 北緯:35.25.06.2 東経:136.45.27.7
日本測地系(カーナビ) 北緯:35.24.54.7 東経:136.45.38.3
この記事が役に立ったら、シェアやいいねをお願いします!
SNSに掲載した投稿を「いいね」「リポスト」していただくと運営の励みになります。
皆さんから記事の「共有」がさらにやる気があがります。
高島屋の記事一覧
参考になったサイト
- 岐阜高島屋
https://www.takashimaya.co.jp/... - wikipedia岐阜高島屋
https://ja.wikipedia.org/wiki/...
新しい記事をお届けします
この記事についてフィードバッグ
「47年の歴史に幕!岐阜高島屋の最終日密着レポート」の記事につきまして、ご意見・フィードバックなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、全体のお問い合わせや、岐阜県にてお店のオープン情報などもお気軽に教えてください。(自薦他薦問わず)
また、全体のお問い合わせや、岐阜県にてお店のオープン情報などもお気軽に教えてください。(自薦他薦問わず)
直近の記事
明日の日記は何かな!
- 次号の予定はコラム未来日記も随時更新中
今読まれている記事
12月08日 07:00
12月08日 17:00
12月07日 17:00
12月07日 07:00
12月06日 19:00
12月06日 07:00
09月29日 07:00
10月16日 07:00
12月05日 17:00
09月22日 17:00
このページは何?
コラム更新日記は日々変化する街の様子・人の動きなどを楽しくキャッチし、皆さまと 一緒に体験し楽しむことを目的にしているサイトです。 是非、皆様と一緒に街の変化を楽しませてくださいね。重要な事は下記をご覧ください