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お米の価格高いもんね!

なんか、「農家の人が直接消費者に売れば、お米が安くなるのに!直接売りに来てください!」ってつぶやきが人気みたいですが、
元お米作りをやってた者からすれば、そんなに単純な話じゃないんですよね。

まず、お米作りは春の田起こしから始まり、田植えの時期になると、田んぼの水位調整に追われる日々。
水を確保するために地域の河川の管理も必要です。
稲刈りの季節になると、今度は「籾(もみ)」の状態で収穫します。

農家の役割はここまでで、収穫したお米は **JA(農協)** に渡します。

ここから **JA** が、乾燥させて **玄米** にし、最後に **検査** を実施。
この検査で **等級** が決まり、安全な食品として保証されます。

その後、一袋30kgもある玄米を都会へ運び、現地のお米屋さんが **精米** して、やっと家庭に「お米」として届きます。

もちろん、農家が **直接、検査や流通を行うことも可能** ですが、お米は「作るだけ」で終わりません。
もし農家が **検査や物流まで負担** することになれば、結局コストがかかり、
むしろ **同じ品質を維持するなら値段は変わらず、場合によっては高くなる** こともあります。

もし、知らない軽トラが **検査印も品質表示もないお米** を売っていたら…
それを買う人は、どれくらいいるでしょうか?

筆者:かぴばら
投稿日:2025年02月14日 (金) 07時16分 [no.28027]

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