【速報】アークランズとロピアが業務提携！ムサシにロピア出店で北陸エリアが激変か？

2024年12月13日、アークランズ株式会社（本社：新潟県三條市）と株式会社ロピア（本社：神奈川県川崎市）は、食品事業の拡大を目的とした業務提携を発表しました。

発表内容に基づいて、重要なポイントをまとめました。
また、後日現地を確認した記事を追って掲載予定です。

目次

1. 発表の概要と背景
2. 北陸のホームセンターの事情
3. 今回の業務提携で目指すもの
4. 石川県・富山県の系列店一覧
5. 今後の展望
6. あわせて読みたい記事
7. 参考になったサイト

発表の概要と背景

(ホームセンターむさし)

アークランズは、ロピアの営業ノウハウを活用し、2025年春に新潟県新潟市でアークランズ運営のロピア1号店をオープンする予定です。
この提携により、アークランズは北陸エリア（新潟県・富山県・石川県）で食品事業を本格的に展開し、10年後には食品事業で1000億円の売上を目指しています。

一方、ロピアはアークランズが運営する「ムサシ」や「ビバホーム」内で出店の優先権を獲得。
全国的な店舗網の拡大を計画しています。

北陸のホームセンターの事情

(マックスバリュが出店したホームセンターみつわ)

近年、福井県をはじめ、富山県や石川県のホームセンター業界では、DIYコーナーといっしょに購入できるスーパーマーケットを売場内に伴設する形態の店舗が増加しています。

これにより、スーパーセンターとホームセンターの垣根が弱まり、生活雑貨や資材の買い物と、食品や日用品の購入を一種で済ませられる利便性が支持を集めています。

このような市場動向を背景に、アークランズも北陸地方での食品事業を拡大し、富山県や石川県においても、ロピアを突出的に展開する可能性が高まっています。

今回の業務提携で目指すもの

(魚萬はみ出し巻き)

両社の提携により、以下のようなメリットが期待されています：

・ワンストップショッピングの実現：「住」の専門店であるホームセンターと「食」の専門店であるロピアが一体化することで、買い物の利便性が向上。

・地域に根ざしたサービス：アークランズが地域ニーズに応じた運営を行い、ロピアはそのノウハウを活かした個店主義経営を展開します。

・食品事業の拡大：高質でリーズナブルな商品を提供するロピアの強みを生かし、アークランズのホームセンター来店者層のニーズを取り込む。

石川県・富山県の系列店一覧

(ロピア看板)

富山県のホームセンタームサシ店舗：
・ホームセンタームサシ富山店（食品コーナーあり）
・ホームセンタームサシ氷見店（食品コーナーあり）
・ホームセンタームサシ高岡中曽根店（食品コーナーあり）
・ホームセンタームサシ高岡駅南店（食品コーナーあり）
・ホームセンタームサシ天湖店（食品コーナーあり）

石川県のホームセンタームサシ店舗：
・スーパーセンタームサシ金沢店（食品コーナーあり）
・ホームセンタームサシ金沢南店
・ホームセンタームサシ御経塚店（イオンスタイルストアあり）

イオンスタイルストアが併設されている御経塚店以外については、ロピアの食品コーナーへの転換の可能性も注目されています。
これにより、さらなる集客力の強化が期待されます。

今後の展望

今回の提携は、ホームセンター業界と食品スーパーマーケット業界の融合という新たな潮流を象徴しています。
北陸地方では、近年スーパーマーケットを併設する大型店舗が増加し、スーパーセンター化が進行しています。
アークランズとロピアの提携によって、この流れがさらに加速すると考えられます。

また、地元経済への貢献や消費者の生活スタイルの変化に応じた柔軟な対応が期待されており、今後の店舗展開に注目が集まります。