2025年06月22日 (日) 07時00分 発行 第11737号

【2026年春開業】イオンタウン岐阜北方に西濃初のカインズとイオンスタイルが出店決定！

784

2020年に岐阜県北方町で計画された「北方町広域交流拠点施設整備事業」において、ついに出店する商業施設が明らかになりました。
出店するのは、地域密着型の開発で知られるイオンタウンです。

当初から遅れが目立っていた本計画ですが、Aゾーン・Bゾーンに分かれたうち、注目されていたAゾーンの主要テナントが、2025年4月に行われた大規模小売店舗立地法の届出および、イオンタウンからの公式発表により明らかになりました。

その詳細をまとめてご紹介します。

追記：西濃エリアについて
※タイトルにある「西濃初」について、北方町は岐阜地区に分類されますが、西濃エリアの生活圏としても大きな影響があると考え、このような表現を使っています。
経緯は下書きに記載しました。

目次 (読むのに約7分)

1. イオンタウン岐阜北方の全体像
2. 計画が遅れながらも進展：まずはBゾーンから
3. Aゾーンに動き！ついに大型テナントが発表
4. オープンはいつ？想定される開業時期
5. まとめ：北方町の未来を担う新拠点へ
6. AIによるこの記事の解説
7. よくある質問（FAQ）
8. イオンタウン岐阜北方の概要
9. あわせて読みたい記事
10. 参考になったサイト

イオンタウン岐阜北方の全体像

北方町曲路東2丁目・曲路東3丁目のエリアを活用し、「健康」「福祉」「農と食のつながり」をテーマにした地域貢献型施設の開発を目指してきました。

当時の公募では、イオンタウン1社のみが参加。
以下のような提案がなされ、町と合意のもと開発が進むことになりました。

・スーパーマーケット
・温浴施設
・スポーツジム
・サッカーグラウンド
・カートコース
・バーベキュー広場

施設は県道53号を挟み、北側のBゾーンと南側のAゾーンに分けられています。

計画が遅れながらも進展：まずはBゾーンから

最初に開業したのはBゾーンのヤマダデンキ岐阜北方店です。
続いてガリバー岐阜北方店も出店し、商業施設としての形が徐々に見え始めました。

ガリバーはAゾーン側において初めての出店企業でもあり、本格的な開発のスタートを感じさせました。

Aゾーンに動き！ついに大型テナントが発表

2025年4月、イオンタウンが正式にプレスリリースを発表。

東側にはマックスバリュと思われる食品スーパー、南側には緑色の外観をした大型テナントが配置されています。

その正体は……

・イオンリテール
・カインズ

という2社でした！

イオンリテールは13,520㎡の大型売場を構え、総合スーパー「イオンスタイル」として出店します。

また、ホームセンターの「カインズ」が出店します。
これまでカインズは岐阜県内では岐阜市や東濃・中濃地域を中心に展開しており、大垣市や揖斐郡などを含む西濃地域には店舗がありませんでした。

そのため「イオンタウン岐阜北方」に誕生するカインズは、事実上、岐阜県の西部エリアにおける待望の初出店となります。
これまで利用したくても距離があった西濃地域や本巣市周辺の住民にとって、大きな魅力となることは間違いありません。

オープンはいつ？想定される開業時期

現地の労災標識によれば、工期は2026年3月30日までと記されています。
ただし、大店立地法の届出によれば、新設日は2026年2月14日と明記。

大規模小売店舗立地法の届出によると、Aゾーンだけで駐車場914台、駐輪場174台です。
また、イオンタウンのプレスリリースでは、A・Bゾーン合わせて駐車場約1,400台と発表されています。
カインズの営業時間は届出上「9:00～20:00」となっています。

このことから、オープンは2026年春ごろが有力とみられます。

まとめ：北方町の未来を担う新拠点へ

北方町が構想した「町の発展に貢献する施設」として、イオンタウン岐阜北方はいよいよ本格始動。
地域住民の暮らしを支える商業施設として、完成が待ち望まれます。

なお、計画当初に提案されていた温浴施設やサッカーグラウンドなどは、現時点の計画には含まれておらず、商業施設を中心とした開発となるようです。

筆者のもとにも「当初とは随分コンセプトの違う計画になりそうですね」という声が届いており、イオンスタイルとカインズホームの間にあるスペースに何ができるのかが、最後の注目ポイントとなりそうです。


今後の建設進捗やテナント情報についても、引き続き注目していきます。