2025年06月21日 (土) 07時00分 発行 第11735号

オークワ豊明店オープン！初日から大混雑の理由と目玉特売を現地取材

118

6月20日、愛知県豊明市にスーパーマーケット「オークワ豊明店」が新たにオープンしました。
開店前から地域の注目を集めていた話題の店舗。
その初日の様子と目玉商品を詳しくご紹介します。

2024年7月にオープンしたスーパーセンターオークワ知多店に続き、11ヶ月ぶりとなる新店舗。
順調に店舗展開を進めるオークワの勢いが感じられる出店となりました。

目次 (読むのに約9分)

1. お店の位置
2. 朝から大混雑
3. オープン初日の特売
4. 筆者の注目
5. フジパンの福袋
6. どんな意見があったのか？
7. まとめ
8. AIによるこの記事の解説
9. よくある質問（FAQ）
10. オークワ豊明店の概要
11. あわせて読みたい記事
12. 参考になったサイト

お店の位置

目印はこちらの大きなポールサイン。

愛知県豊明市は、名古屋市緑区と市境を接する便利な立地で、名古屋中心部までは電車で約20分の通勤圏内。
名古屋との生活圏が一体化しており、住みやすいベッドタウンとして人気があります。

そのため平日でも朝から多くのお客様が訪れ、にぎわいを見せていました。

朝から大混雑

オークワ豊明店は、北側・南側の両方に駐車場が配置されたユニークな店舗設計となっています。

この日は朝から気温が高く、暑さが厳しい一日。
開店予定は9時でしたが、混雑を考慮して8時45分に前倒しで開店となりました。

その後も来店客は増え続け、店舗周辺の県道57号線は一時大混雑。

車の列が店舗を一周するほどのにぎわいで、地域住民の関心の高さがうかがえました。

オープン初日の特売

オープン初日の目玉商品は、とうもろこし1本78円（税抜）。
皮があらかじめめくられており、品質の良さを見極めやすい配慮がされていました。

さらに以下の商品も驚きの価格で提供されていました。

1. ワイドハイターEX 詰替：68円（税込75円）
　→ 日用品の中でも最安クラス。
まとめ買いに最適。

2. ネスカフェ ゴールドブレンド 3本：1,000円（1本あたり約333円）
　→ 通常価格より3〜4割安く、コーヒー愛好家に人気。

3. 若鶏もも肉 100g：78円（税込85円）
　→ 相場より2〜3割安く、家庭用にうれしい価格。

4. 赤玉たまご 10個入り：178円（税込193円）
　→ 高騰中の卵がこの価格は希少。
朝イチに売り切れの可能性も。

5. トップ クリアリキッド 詰替特大：198円（税込218円）
　→ 通常より100円以上お得で、家計にやさしい。

翌日・6月21日には以下の特売が実施されました。

1. トロ箱市 各種魚の盛り合わせ：980円（税込1,059円）
　→ 発泡箱入りで豪華な見た目。
週末のごちそうにおすすめ。

2. シャインマスカット（1房）：980円（税込1,059円）
　→ 相場の約3割引。
数量限定のため早めの来店が吉。

3. 高級芋ようかん（4本入り）：800円（税込864円）
　→ 和菓子が特売に登場するのは珍しく、注目商品。

4. 国産豚小間切れ（100g）：98円（税込106円）
　→ 価格・使い勝手ともに優秀。
日々の食卓に最適。

5. カットスイカ（1パック）：498円（税込537円）
　→ 季節感があり、見た目も華やか。
手軽に夏を味わえます。

筆者の注目

鮮魚コーナーの充実ぶりは、和歌山県に本部を置くオークワならでは。

実用的な魚が並ぶ一角と、見た目にもインパクトのある珍しい魚介類が揃う一角が明確に分かれており、売り場全体が「魅せる」工夫に満ちています。
調理方法が分からない魚もあるものの、眺めているだけで楽しくなる売場構成は、まさに圧巻のひと言です。

この日は、国産うなぎの蒲焼（1尾1,000円）やとうもろこし、たまご、メロンなどを購入しました。
特にうなぎは、この価格帯では非常にお得で、身はふっくらと厚みがあり、専門店の味に引けを取らない上質な品質でした。

オークワではカレー粉などの2個セット販売も多く、少人数世帯には向かないケースもありますが、まとめ買いでのコスパ重視が伝わってきます。

フジパンの福袋

税込540円で購入できる、フジパンの「おたのしみ袋」。
ミッフィーのトートバッグ付きという点でも目を引きますが、中身のパンも充実。

セット内容は以下の6点：

* 生あんぱん ほいっぷ
* ネオ米粉ロール（スペシャル・6個入り）
* ピザパン（完熟トマト風味ケチャップ使用）
* ソーセージコロッケパン（北海道産じゃがいも100%）
* サックロ カスタードホイップ（クロワッサン風）
* 北海道牛乳のクリームパン（細長パッケージ）

通常価格合計はおおよそ708〜802円相当。
トートバッグ付きで540円なら、お得感たっぷりです。

どんな意見があったのか？

オークワ豊明店では、地元・愛知県産の「下村牛」を含む黒毛和牛の特売が高評価。

ふんわり食感のコッペパンや「オークワスイーツ部」の手作りスイーツなど、地域密着型の商品も充実しており、子ども向けの「駄菓子宝島」や「グミ百貨店」などの売場には遊び心が感じられました。

また、初日には「生本マグロの解体即売会」も実施され、イベントとしての盛り上がりも大きく、買い物が楽しめる空間づくりが印象的でした。

立地は県道57号・十三塚交差点の近くで、周囲に大規模競合が少ないこともあり、今後の集客が期待されています。

この日は、サンフレやヤマダイなどを日常使いしていた地域住民も訪れ、鮮魚や精肉を中心に他店と比較する“偵察”も多く見られました。

まとめ

オークワは三重県伊賀市で創業し、その後和歌山県新宮市を拠点に展開を進めてきた企業です。

新宮名物「めはり寿司」は、文字通り“目を見張る”ほど大きな巻き寿司が由来ですが、今ではサイズ感よりも郷土色が魅力のひとつ。

今回のオークワ豊明店でも販売されており、創業の心を感じさせる一品でした。

オークワは、「品質と鮮度で魅せる総合スーパー」として、生鮮食品に対する強いこだわりを持ち続けています。

産地直送の魚介類や新鮮な野菜・果物など、ライブ感ある売場づくりが特徴で、買い物そのものを“楽しい体験”に変えてくれます。

ついに豊明市にも出店したオークワ。
オープニングセールが終わった後も、週末の「トロ箱市」やプライベートブランド商品など、継続的な魅力がたくさんありそうです。
日々の買い物に、新たな選択肢が加わりました。