映画「スカイ・クロラ」をみてきました

1年以上前から楽しみにしていた、押井監督最新作でもある「スカイ・クロラ」を見に行ってきました。



スカイクロラ

原作の方は全く読んだことは無かったのですが、大まかなあらすじを知っていたので、この作品がどんな押井流の映画になるのか楽しみな所でもありました。




今回は初めて↑の粗品までもらっちゃいました。
ちなみに「ミニティッシュBOX」ですよ…。


このお話はですね。

今まで押井さん作った映画のように、男っぽい映画と言うかは、本当に映画にある意味を込めて作った作品でした。


相変わらずお話の流れは、すごくゆっくりであり、映画に入り込めないと寝てしまうスピード感なのですが…。



ここから先はネタバレあります…。


※まず、エンドロールが終わったあと、大切なシーンがあります。




世界観はですね。


平和が一番なんだけど、人間の本能みたいなのがあって、どうしてもどこかで戦争をして、誰かが亡くならないと、平和って言う物が維持できない世界でのお話です。


戦争と言う物が、１つのショーであり、２つの企業に雇われている兵士さんが、平和って大切だよ！と言うことを伝える為に、常に戦争をしています。


そんな兵士が主人公であり…。

実は歳を取らない、人間（キルドレ）だったりします。


　キルドレは、戦争で死ぬか、自殺をするまでは死ねない…。


とにかくいつ死ぬか分からないのに、戦い…戦い…戦い…。


押井監督は、この映画を若い人に見てもらいたい。

と言ってしまいました。


どんなに辛い日々でも、どんなに平凡な毎日でも、とにかく必死に出来るところまでがんばってみようよ。


いつもと変わらない毎日でも、いつか変わるかもしれない…。

希望がもてなくても、いつか変わっていくって事に希望を持ってみようよ…。


そんな願いがこもった映画だなぁ～と感じました。



ちょっと凄い物語に手を出してしまった。


でも、見て良かったな～って作品でした。


是非、上映終了までまだ期間あるかと思いますので、お時間があったらご覧ください。


娯楽としての映画も楽しいのですが、ちょっと不思議な世界をのぞいてみませんか？