ららぽーと甲子園を18年ぶりに訪問！高齢化を迎える大型商業施設はどうなるべきか？

先日、筆者は家族とともに、子供たちが数年前から熱望していたキッザニアを訪れるために、ららぽーと甲子園へ足を運びました。

ちょうど前回の訪問は、20年ほど前のことで、ららぽーと甲子園が開業直後だったことを思い出します。
さて、20年という歳月を経て、どのように変わったのか？熟成期を迎えたこの商業施設を体験してみました。これからやってくる地元の大型商業施設も、同様の変化を遂げるのでしょうか？とても気になりますね。

目次

1. ららぽーと甲子園に到着
2. 20年前の大型商業施設
3. 地元にも増えるかもしれないテナント
4. 気を許したところが一番高額
5. お時間になりました
6. ららぽーと甲子園
7. 関係する記事一覧

ららぽーと甲子園に到着

(甲子園)

店名にもあるように、ららぽーと甲子園は阪神タイガースの本拠地である甲子園球場や、高校野球の聖地・甲子園の目の前にあります。


筆者も「20年ぶり」と言いたいところですが、実際には18年ぶりの来訪です。


(ららぽーと甲子園)

今回の目的は、こちらです。
ららぽーと甲子園に新しくできたキッザニアを訪れること。


午後部の予約を取ったため、終了時にはららぽーと甲子園の営業時間もほぼ終了しています。
そこで、駐車場はキッザニアに隣接する場所を利用することを強くお勧めします。

20年前の大型商業施設

(ららぽーと甲子園)

20年の時を経て、ららぽーと甲子園もさすがに変わりましたね。


当時はまだ全国的に「ららぽーと」は数少なく、三井不動産も東京を中心に様々な商業施設を展開し始めていましたが、名前の統一がまだ不十分でした。
それが現在、ららぽーとの名の下に統一され、今回のららぽーと甲子園は関西初の出店となっています。


筆者の記憶では、18年前のららぽーと甲子園にはアウトレットモールに見られるような高級ブランドが立ち並んでいた印象があります。

それが時を経て、ファストファッションのブランドに取って代わり、今ではイトーヨーカドーの中核テナントもだいぶさみしくなった印象です。

地元にも増えるかもしれないテナント

今や「百均」という言葉が定着している100円ショップのダイソーも、かつては一時的な出店に過ぎず、徐々に商業施設に定着してきました。
現在では、イオンモールなどでもおなじみのテナントとなっていますね。


同じ道をたどるかもしれない店舗が、ららぽーと甲子園にもありました。


(コストコ再販店)

コストコ再販店です。

ららぽーと甲子園の1階フロアにオープンしていました。


以前は高級ブランドが占めていたこのフロアに新たに登場しましたが、支払いは現金のみで、ららぽーとのポイントカードも使えません。

もしかすると、この店舗も一昔前の百均と同じように、今後その地位を確立するかもしれません。
それだけコストコが人気であり、他店では手に入らない商品を提供しているという証拠かもしれませんね。

気を許したところが一番高額

(神座)

ショッピングモールでの食事といえば、レストラン街とフードコート。


フードコートは手軽で家族向けのリーズナブルな食事が多いというイメージがありました。
しかし、家族5人で食べた食事の金額には驚かされました。


関西地方ということもあり、フードコートには神座と天下一品という関西のラーメン店が並んでおり、その地域の味を堪能できるのが嬉しいですね。


(神座)

久しぶりに味わう神座のスープ。
鶏ガラベースですが、何とも特徴的で謎めいたあっさりとしたラーメンです。


(千房)

こちらも大阪名物の千房で、お好み焼きとたこ焼きのセット。
千房は地元の人々にとって定番の焼き物屋です。

最近では、地元の岐阜にも店舗が増えてきています。


思わず「こんなに高いの？」と驚く金額でしたが、フードコートも侮れません。

お時間になりました

(集合時間)

キッザニアの集合時間が迫り、ららぽーと甲子園の集合場所に向かうと、すごい人だかりに圧倒されました。


日本各地に大型商業施設が増え、開業から20周年を迎える場所も増えています。

ららぽーと甲子園のイトーヨーカドーも1階の食品フロアのみが営業し、2階には新たな大型テナントが出店しています。



大型商業施設も熟成期を迎え、地元に密着した店舗へと変化する傾向にあります。

これからの施設運営では、地元のニーズにどう応えていくかが鍵となるでしょう。
また、コストコ再販のような新しい店舗形態も増えており、今後さらにその勢力を広げることが予想されます。

こうした変化の中で、地元と共に歩む施設の未来を楽しみにしています。