コストコ亀山倉庫店、2026年オープンに向けて準備中！その最新状況とは？

先日、滋賀県東近江市に建設されていたコストコ東近江倉庫店が無事にオープンしました。同じ時期にオープンを目指していた三重県亀山市では、少々落胆の声が聞こえてきました。

当初は同じ時期のオープンを目標に報道されていたため、そうした反応が生じたのだと思います。
それでは、なぜ亀山倉庫店はまだオープンしていないのでしょうか？
また、いつ頃オープンする予定なのでしょうか？詳しく確認してみました。

目次

1. コストコ亀山倉庫店の位置を再確認
2. 現在の亀山倉庫店の予定地
3. なぜ工事が遅れているのか？いつ頃オープンするのか？
4. 山の造成工事は時間がかかりそう
5. 1つ変わった所
6. コストコホールセール亀山倉庫店
7. 関係する記事一覧
8. 参考になったサイト

コストコ亀山倉庫店の位置を再確認

(コストコ亀山倉庫店の位置)

お店の位置はこちらです。



(亀山スマートIC)

亀山PAの南西側に位置しており、高速道路のICや幹線道路のすぐ近くという、非常に便利な立地です。
この立地はコストコにとって理想的なポイントと言えます。

現在の亀山倉庫店の予定地

(コストコ亀山倉庫店予定地の様子)

亀山PA上り側のスマートICを出て、最初の交差点で一旦停止する場所があります。
その右奥の山がコストコ亀山倉庫店の予定地です。


この土地の難点は、北側が道路よりも少し高台になっているのに対して、南側に行くと傾斜が低くなる点です。
このような地形のため、開発に少し時間がかかっているようです。

なぜ工事が遅れているのか？いつ頃オープンするのか？

この情報は亀山市の市報「かめや市議会だより」から引用しています。


市議会で一般質問に対する回答として、丁寧に説明されていましたので、ここで要約してご紹介します。

亀山市に予定されているコストコのオープンが遅れている理由は、国際紛争や新型コロナウイルス感染症の影響により物価が大幅に高騰し、建設コストが増加したこと、さらに土地取得に時間を要したためです。
当初は2024年のオープンを目指していましたが、これらの要因で計画が遅れています。
現在、亀山市、三重県、そしてコストコの3者は連携を強化し、2026年までのオープンを目標に進めています。
今後も早期実現に向けて協議を続けています。

ということで、遅れの理由が説明されています。

亀山市も現状ではまだ確実なオープン時期を把握していないようです。


しかし、2026年までにはオープンさせるという計画が変わることはなく、関係者もその実現を目指しています。

山の造成工事は時間がかかりそう

(コストコ亀山倉庫店予定地)

コストコ亀山倉庫店予定地は、まだ大きな変化が見られない状態ですが、木々に覆われた広大な土地です。

滋賀県の田んぼを埋め立てて出店した計画とは異なり、こちらは地形の難しさや建設費用、資材の高騰を考慮して、慎重に進められているのだと思われます。

1つ変わった所

(駐車場)

実は、この土地の一部を駐車場として使用している企業があったのですが、現在ではその土地は返却され、日中でも駐車している車はなく、入口には立入禁止の柵が設置されています。

少しずつ動きが見られるようになっています。


コストコ東近江倉庫店のオープン時、日本支社長のケン・テリオ氏が、お客さん一人ひとりに丁寧に対応していた様子からも、彼が約束を実行してくれる期待があります。

あと2年、コストコが三重県にもオープンし、日本の流通に新たな衝撃を与えるのか、期待が高まります。