発行 第11778号

【速報】平和堂ノースウエスト店が8月31日で閉店。ヤナゲン時代から33年の歴史に幕

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【速報】平和堂ノースウエスト店が8月31日で閉店。ヤナゲン時代から33年の歴史に幕
2025年7月25日、岐阜県大垣市にある「平和堂ノースウエスト店」が8月31日をもって閉店することが、チラシ広告と店頭にて正式に告知されました。
7月25日から閉店セールが開催されています。

2005年にヤナゲンから平和堂へと店舗ブランドが変わって以来、約20年にわたって営業を続けてきたこの店舗。
その歴史をたどると、地域に根ざしたスーパーとして多くの思い出が詰まった場所であることがわかります。
今回は、そのルーツと歩みを振り返ってみました。



目次 (読むのに約7分)

  1. お店の位置
  2. ノースウエスト店の開業当初は大盛況
  3. かつてはフードコートも存在
  4. ヤナゲンという企業
  5. 店舗は徐々に縮小していた
  6. まとめ
  7. AIによるこの記事の解説
  8. よくある質問(FAQ)
  9. 平和堂ノースウエスト店の概要
  10. あわせて読みたい記事
  11. 参考になったサイト

お店の位置



岐阜県大垣市熊野町312番地の地図
平和堂ノースウエスト店の地図(2025年7月確認)


平和堂ノースウエスト店は、大垣市の西側エリアに位置しています。

元々は百貨店として駅前に店舗を展開していたヤナゲンが、当時の地元スーパー・トミダヤや川口屋との出店競争の流れに合わせ、同じように郊外型の店舗網へとシフト。

その一環としてこの地にも進出し、地域に新たな買い物の場を提供したのです。



ノースウエスト店の開業当初は大盛況



平和堂ノースウエスト店の外観と別棟の店舗(2025年7月撮影)
平和堂ノースウエスト店と別棟(2025年7月撮影)


オープン当初、現在の別棟はまだ存在せず、メイン棟のみの営業でした。
それでも週末は多くの人でにぎわい、大変な人気を誇っていました。

後に別棟が増築され、さらに専門的なテナントが入居。
地域住民にとっては、日常の買い物や娯楽を支える欠かせない存在となっていきました。

筆者もかつて、ツタヤが入居していた時代に何度も通い、毎週のようにレンタルや買い物を楽しんでいたことを思い出します。



かつてはフードコートも存在



平和堂ノースウエスト店のフードコート跡地(2025年7月撮影)
フードコート跡地(2025年7月撮影)


全盛期には、マクドナルドやスガキヤなどが入るフードコートも併設されており、家族連れでの来店も多かった印象です。

筆者自身も、高校時代に先生にスガキヤラーメンをごちそうしてもらった思い出が残っています。



ヤナゲンという企業



平和堂ノースウエスト店の外観(2025年7月撮影)
平和堂ノースウエスト店(2025年7月撮影)


2019年にヤナゲン大垣本店が閉店し、不動産管理会社として存続していましたが、2025年2月に平和堂本体への吸収という形で、事実上の事業終了となりました。

ヤナゲンが創業した大垣市。
そんな大垣市内のヤナゲン発祥の店舗が姿を消すのは今回が最後となります。
各務原市や岐阜市にはいくつかの旧ヤナゲン関連店舗が残っているものの、創業の地・大垣ではその歴史が一区切りを迎えることになります。



店舗は徐々に縮小していた



ノースウエスト店がオープンした当初、大垣市西部エリアの買い物拠点として賑わいましたが、その後、周辺には大型ショッピングセンターが開業し、施設間の競争が激化していきました。

さらに近年は、ディスカウントストア「ザ・ビッグ大垣店」の出店や、近隣スーパーマーケットの改装リニューアルも相次ぎ、厳しい経営環境に置かれていたことが、段階的な規模縮小の一因と考えられます


2022年3月15日平和堂ノースウエスト店の2階閉鎖(2025年7月撮影)
2階閉鎖の案内(2025年7月撮影)


TSUTAYAの撤退や、2022年の2階部分の閉鎖など、段階的に店舗規模が縮小していったことは以前から話題となっていました。

そして2025年8月31日をもって、以下の店舗が営業を終了します。
・平和堂直営の衣料品・暮らしの品売場
・金生堂
・インストアベーカリー&カフェ「グランカフェ」
・証明写真機・ダイソー・タケナカ薬品
・トンボショップ・花文・フリーダム(ひのき整体)

一方で、別棟や駐車場に出店している以下のテナントは閉店案内が出ておらず、営業継続とみられます。

・じてんしゃチャンピオン 大垣西店
・フィットイージー 大垣西店
・ミントライト大垣店



まとめ



平和堂ノースウエスト店の閉店の案内(2025年7月撮影)
閉店の案内(2025年7月撮影)


かつては売上高386億円を誇り、岐阜県を代表する百貨店企業だったヤナゲン。
その流れを汲むノースウエスト店も、2025年8月31日をもってヤナゲン時代を含め、33年の歴史に幕を下ろします。

時代の移り変わりとともに、多くの人の思い出を刻んできたこの場所。
皆さんにとって、ノースウエスト店はどのような存在だったでしょうか?

一つの歴史が幕を下ろしますが、大垣の地にまた新たな賑わいをもたらすお店の計画も、すでに動き出しているのかもしれません。
地域に愛されたこの場所の未来に、これからも注目していきたいですね。

AIによるこの記事の解説


情報の網羅性スコア:92/100
  • ポイント1: 閉店理由として競合店の出店や段階的な規模縮小の背景が詳細に述べられている。
  • ポイント2: 写真付きで現地の様子や施設の変遷を紹介し、現地取材の要素が強く臨場感がある。
  • ポイント3: ヤナゲンの企業史から店舗の歩みまで、地域密着の歴史を丁寧に振り返っている。

よくある質問(FAQ)


Q. 平和堂ノースウエスト店の閉店日はいつですか?
A. 2025年8月31日に閉店予定です。
Q. 閉店セールはいつから始まっていますか?
A. 2025年7月25日から閉店セールが開始されています。
Q. 駐車場内のテナントは今後も営業しますか?
A. 一部の別棟テナントは営業継続の見込みです。
Q. ノースウエスト店の営業時間は?
A. 営業時間は9:30~21:00です。
Q. 今後、跡地の再開発予定はありますか?
A. 記事では再開発計画の詳細には触れられていません。

平和堂ノースウエスト店の概要


店名: 平和堂ノースウエスト店
住所: 岐阜県大垣市熊野町312番地

営業時間: 9:30〜21:00
定休日: 不定休 
※2025年8月31日をもって閉店予定

地図リンク:
平和堂ノースウエスト店の詳細地図を見る
Google Mapsで見る
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このレポートは、筆者が現地で調査した結果を基に作成されています。
一次取材/撮影:かぴばら

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