2016年8月20日掲載
2019年08月27日 (火) 07時00分 発行 第9391号
岐阜県だけの百貨店が消滅!ヤナゲン完全閉店見に行ってきました
アーカイブ 過去の情報ですご注意ください最終編集:2019年08月27日 07:33
筆者:かぴばら
2019年8月31日を持ちまして、ヤナゲン大垣本店がいよいよ閉店されることが発表、さらにFAL店も9月28日をもって閉店することが発表されました。
1910年柳源呉服店から始まったヤナゲンの名がこれで完全に消滅することになりました。
岐阜県に残っている百貨店は、岐阜市の高島屋さんのみ。
と言うことは岐阜県オリジナルの百貨店はヤナゲンをもって消滅する事になります。
(ヤナゲン本店)
自分は大垣市には住んでいないけど、大垣市の経済圏で育った者。
でも、最寄りの駅まで、歩いて1時間以上かかります。
小さい頃は大垣駅行きのバスがあったのですが、現在は廃線。
そんな駅前には住んでいない地域の者から、見た記事だとご理解いただけましたら幸いです。
自分の親の実家が、今で言う養老鉄道の駅の近くにあり、夏休みなど小さい頃、祖母の家に預けられた時、一緒に電車に乗って大垣駅へ。
その時、電車のある生活ってすごいな~って思ったことがあります。
我が家は年の離れた姉二人が居て、それから自分達の姉弟も、バスで大垣駅へ行くことを覚え、少しずつ大垣駅前を探索することが増えてきました。
とにかく大垣駅前=街って印象だったのですね。
大垣駅前にバスを降りると…。
基本的にまず向かうのは…。
大垣駅の駅ビル、旧アピオやヤナゲン本店ですね。
そして、大垣商店街を歩きながら…。
(タマコシエイト跡地)
郭町のバス停近くにあるタマコシエイトまで行きます。
そして、バスに乗って帰るって言うルートが、その当時の週末の街へ出かけるって言うパターンだったのですね。
(ヤナゲン)
現在のA館。
自分が大垣駅前に通うようになった頃は、すでにA館・B館と建物があってとにかく広い百貨店ってイメージでした。
B館の屋上に行けば、遊園地はあるし、食堂もあって…。
とにかくサザエさんの通う百貨店そのものになっていたのですね。
都会の人で言う伊勢丹とかの紙袋に憧れがあるように…。
岐阜県西濃地方周辺の人は、ヤナゲンの紙袋を使いまわししてね。
本当懐かしいです。
ちょうど3年前の今ごろB館は完全閉店することが決まり、その後解体へ。
(B館)
現在のB館はすでに立派なマンションが出来ました。
すでに入居が始まっているので、平日でも、通る度に引越し業者の人のトラックが止まっています。
自分の記憶も曖昧なのですけど…。
A館・B館だけでは手狭になってきたヤナゲンは…。さらにC館も増床。
(C館)
現在はご覧の通り…。
廃墟ビルっぽくなっていますけど、実際は使っている業者さんが居るとかいないとか?
さらにA館も実は老朽化から建て替え、現在のヤナゲンのA館になりました。
A館・B館・C館がフル稼働していた時代の週末なんて、もうあの各館の連絡通路は、いつも人が行き交っていたり…。
迷子の放送なんてよくあったりね。
懐かしい時代です。
(スイトスクエア大垣)
大垣駅の北側にアクアウォークが出来たことで、すっかり北側は住宅開発の方が進んでいます。
確かですね。
自分の記憶が確かなら…。
スイトスクエア大垣の開発計画が上がった頃、ヤナゲンのB館を建て替えて、今の時代にあった施設に変えようとする試みもあったと聞いたのですけど・・・。
実際出来たのは、スイトスクエア大垣だけでね。
(ヤナゲン大垣本店)
8月31日をもって大垣市の百貨店は幕を閉じることになりました。
よく商店街のシャッター通りとか…。
駅前商店街の活性化とか言いますけど…。
郊外にお店が出来たからだって言われたりしますけどね。
私はそういう駅前に住んでいないので、むしろドーナツ化した、郊外にお店がある現状の方が生活はしやすくなって、気軽にファストファッションのお店にも行きやすくなってね。
あまり駅前の活性化には興味はありません。
1つ気になるのは、駅前商店のほとんどは、個人や個人集団の事業主であり、どんなにお店を並べても、はじめの珍しいうちは通ってくれるお客さんも、やっぱり飽きちゃう。
どんなお客さんを増やさないと行けないのかって言うと、平日の昼間の人口を増やさないと行けないのだと思います。
昼間の人口が増えるようになれば、自ずと商売を考える人が、また集まってくるんだと思うんですね。
ヤナゲンがA館・B館・C館まで巨大化した要因には、やっぱりそれなりに紡績工場の発展もあって、各地域から、いろいろな人が大垣にやってきた訳ですからね。
工場が無理な時代にしても、平日人が集まってくる所ができやすい環境をまず整えないとね。
それは商店街の人が、どんなに活動をしても、週末にイベントを開いてもそう簡単にできる次元では無い訳でね。
そこには商店を呼ぶ開発ではなく、むしろ平日の人口を増やす開発が必要、大垣市って言えばITの拠点もあったりするけど、ちと駅から遠いんだよね。
(アルプラザ鶴見)
ということで、郊外型のアルプラザ鶴見に移転していた、ヤナゲンFALさんも、9月28日をもって閉店。
今後はヤナゲンさんは、不動産事業のみ実施する企業になるそうです。
また、1つの時代が変わっていくんですね。
もうヤナゲンの創業家さんは、20年近く前に経営から退いちゃっていますし、いずれはこうなる延命だったのかもね。
ヤナゲンさんお疲れ様でした。
地図:→ヤナゲン大垣本店の地図 (GoogleMAP Navicon向け 地図アプリ用)
経度緯度:
世界測地系 北緯:35.21.54.5 東経:136.36.59.1
日本測地系(カーナビ) 北緯:35.21.42.9 東経:136.37.09.6
マップコード:78 704 369*34
1910年柳源呉服店から始まったヤナゲンの名がこれで完全に消滅することになりました。
岐阜県に残っている百貨店は、岐阜市の高島屋さんのみ。
と言うことは岐阜県オリジナルの百貨店はヤナゲンをもって消滅する事になります。
目次
自分とヤナゲンと大垣駅前
(ヤナゲン本店)
自分は大垣市には住んでいないけど、大垣市の経済圏で育った者。
でも、最寄りの駅まで、歩いて1時間以上かかります。
小さい頃は大垣駅行きのバスがあったのですが、現在は廃線。
そんな駅前には住んでいない地域の者から、見た記事だとご理解いただけましたら幸いです。
自分の親の実家が、今で言う養老鉄道の駅の近くにあり、夏休みなど小さい頃、祖母の家に預けられた時、一緒に電車に乗って大垣駅へ。
その時、電車のある生活ってすごいな~って思ったことがあります。
我が家は年の離れた姉二人が居て、それから自分達の姉弟も、バスで大垣駅へ行くことを覚え、少しずつ大垣駅前を探索することが増えてきました。
とにかく大垣駅前=街って印象だったのですね。
大垣駅前にバスを降りると…。
基本的にまず向かうのは…。
大垣駅の駅ビル、旧アピオやヤナゲン本店ですね。
そして、大垣商店街を歩きながら…。
(タマコシエイト跡地)
郭町のバス停近くにあるタマコシエイトまで行きます。
そして、バスに乗って帰るって言うルートが、その当時の週末の街へ出かけるって言うパターンだったのですね。
どんどんでかくなるヤナゲン
(ヤナゲン)
現在のA館。
自分が大垣駅前に通うようになった頃は、すでにA館・B館と建物があってとにかく広い百貨店ってイメージでした。
B館の屋上に行けば、遊園地はあるし、食堂もあって…。
とにかくサザエさんの通う百貨店そのものになっていたのですね。
都会の人で言う伊勢丹とかの紙袋に憧れがあるように…。
岐阜県西濃地方周辺の人は、ヤナゲンの紙袋を使いまわししてね。
本当懐かしいです。
思い出をありがとう!ヤナゲン大垣本店B館完全閉店!平和堂食品館店の閉店セール行っ...
岐阜県大垣市の百貨店といえば、すっかりお馴染みヤナゲンさん。
そんなヤナゲンさんのB館が本日を持って完全閉店とのことで、閉店セール最終日、お買い物行ってきました。
そんなヤナゲンさんのB館が本日を持って完全閉店とのことで、閉店セール最終日、お買い物行ってきました。
2016/8/20 14:00
ちょうど3年前の今ごろB館は完全閉店することが決まり、その後解体へ。
(B館)
現在のB館はすでに立派なマンションが出来ました。
すでに入居が始まっているので、平日でも、通る度に引越し業者の人のトラックが止まっています。
自分の記憶も曖昧なのですけど…。
A館・B館だけでは手狭になってきたヤナゲンは…。さらにC館も増床。
(C館)
現在はご覧の通り…。
廃墟ビルっぽくなっていますけど、実際は使っている業者さんが居るとかいないとか?
さらにA館も実は老朽化から建て替え、現在のヤナゲンのA館になりました。
A館・B館・C館がフル稼働していた時代の週末なんて、もうあの各館の連絡通路は、いつも人が行き交っていたり…。
迷子の放送なんてよくあったりね。
懐かしい時代です。
大垣駅南側はこの5年くらいで様変わり
(スイトスクエア大垣)
大垣駅の北側にアクアウォークが出来たことで、すっかり北側は住宅開発の方が進んでいます。
確かですね。
自分の記憶が確かなら…。
スイトスクエア大垣の開発計画が上がった頃、ヤナゲンのB館を建て替えて、今の時代にあった施設に変えようとする試みもあったと聞いたのですけど・・・。
実際出来たのは、スイトスクエア大垣だけでね。
そのまま閉店へ
(ヤナゲン大垣本店)
8月31日をもって大垣市の百貨店は幕を閉じることになりました。
よく商店街のシャッター通りとか…。
駅前商店街の活性化とか言いますけど…。
郊外にお店が出来たからだって言われたりしますけどね。
私はそういう駅前に住んでいないので、むしろドーナツ化した、郊外にお店がある現状の方が生活はしやすくなって、気軽にファストファッションのお店にも行きやすくなってね。
あまり駅前の活性化には興味はありません。
1つ気になるのは、駅前商店のほとんどは、個人や個人集団の事業主であり、どんなにお店を並べても、はじめの珍しいうちは通ってくれるお客さんも、やっぱり飽きちゃう。
どんなお客さんを増やさないと行けないのかって言うと、平日の昼間の人口を増やさないと行けないのだと思います。
昼間の人口が増えるようになれば、自ずと商売を考える人が、また集まってくるんだと思うんですね。
ヤナゲンがA館・B館・C館まで巨大化した要因には、やっぱりそれなりに紡績工場の発展もあって、各地域から、いろいろな人が大垣にやってきた訳ですからね。
工場が無理な時代にしても、平日人が集まってくる所ができやすい環境をまず整えないとね。
それは商店街の人が、どんなに活動をしても、週末にイベントを開いてもそう簡単にできる次元では無い訳でね。
そこには商店を呼ぶ開発ではなく、むしろ平日の人口を増やす開発が必要、大垣市って言えばITの拠点もあったりするけど、ちと駅から遠いんだよね。
(アルプラザ鶴見)
ということで、郊外型のアルプラザ鶴見に移転していた、ヤナゲンFALさんも、9月28日をもって閉店。
今後はヤナゲンさんは、不動産事業のみ実施する企業になるそうです。
また、1つの時代が変わっていくんですね。
もうヤナゲンの創業家さんは、20年近く前に経営から退いちゃっていますし、いずれはこうなる延命だったのかもね。
ヤナゲンさんお疲れ様でした。
店名:ヤナゲン大垣本店
住所: 岐阜県大垣市高屋町1丁目56地図:→ヤナゲン大垣本店の地図 (GoogleMAP Navicon向け 地図アプリ用)
経度緯度:
世界測地系 北緯:35.21.54.5 東経:136.36.59.1
日本測地系(カーナビ) 北緯:35.21.42.9 東経:136.37.09.6
マップコード:78 704 369*34
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