2023年12月29日掲載
2023年11月19日 (日) 07時00分 発行 第10942号
すき家のたまかけ朝食で見る朝ごはんの栄養バランスと物価上昇問題
記録最終編集:2023年11月19日 21:05
筆者:かぴばら
最近は色々なブログやニュースサイトでも、すき家の卵かけご飯を取り上げるサイトさんが増えていました。私もそんな朝定の存在を知ってから、すでに10年が経過しております。
そんな私も、何度もすき家の朝定を食べており、やすさと早さに感謝の気持ちでいっぱいです。この10年の変化を改めて知ったので、記事にすることにしました。
10年前の記事から画像を使います。
(すき家の朝定)
今から10年前と言えば、まだメニューはタブレットではなかったので、こんな紙のメニュー表がありました。
しかも見てください。
名前は元祖の名前らしく、たまごかけごはん朝食!しかも、お値段が200円なのです。
まさにデフレの真っ只中の価格ですね。
(現在の朝定)
そして、現在はたまごかけごはん朝食から、たまかけ朝食と名前をシンプルに短縮化していることが、まさに定番化したことを意味しています。
価格は10年前200円だったのが、現在は290円と10年で90円の値上がりです。
これを90円と見るか、約45%の値上がりと見るかですごい違いが生まれます。
(混ぜのっけ)
10年も経過すると、さらにバリエーションとメニューラインナップが増えまして、「混ぜのっけ系」という朝定が増えています。
どちらも一番安いもので、290円と同じ価格ですね。
大きな違いは
卵:生卵→温泉卵
一品:納豆→オクラ
と言う事です。
ちなみにPFCバランスで見ると
(すき家の朝定のバランス)
混ぜのっけの方が炭水化物を抑えて、タンパク質が高めとなっております。
でも、どちらも理想に近い形ですね。
緑の線は、朝ごはん1日の必要な栄養バランスを2/7で割った時の理想量の範囲です。
すき家はまさに理想の朝ごはんでもあるのですね。
(支払い金額)
私の場合、ご飯は標準だとあすけんの先生に怒られるので、ミニサイズにしています。
朝から炭水化物を取りすぎですってね。
ごはんの量を少なくすると30円安くなります。
皆さんはネバネバ系は好きですか?
あくまでも1つの目安です。
ものの考えとして見て欲しいのです。
過去10年で45%の価格上昇という恐ろしい値上げです。
果たして過去に例はないのでしょうか?
(時給と消費者物価指数の推移)
過去1970年代の高度経済成長の時代から総務省統計局 「消費者物価指数」厚生労働省「地域別最低賃金改定状況」のデータを使った独立行政法人 労働政策研究・研修機構のデータをさらに使い、折れ線グラフを作ってみました。
下側にある青・赤のグラフは過去の日本の平均時給推移です。
2000年頃から、日額による統計から、時給計算による統計に変わっているため、折れ線グラフでは、日額は8時間で見ていますが、実際サービス残業も酷い時代だったことから、10時間でも計算しています。
あくまでも1つの指標に過ぎません。
このグラフを見ると、高度経済成長の時代の方が、物価上昇に賃金が追いついていないと読み取れます。
(混ぜのっけ)
卵かけご飯がちょっと値上がりしたくらいで何って思うかもしれないけど、これって実は経済の大きな動きを象徴しています。
昔の人たちが経済成長の波をどうやって乗り切ったか、その話は今の私たちが経済で苦労している時に、なかなか参考になる経験だと思います。
物価が上がって給料が追いつかないっていうのは、生活がちょっときつくなってる証でもあり、これを機にどうしようかって考えになるかもしれない。
過去から学んで、これからに備えることが、結局は私たちの生活を守ることにつながるような気がしました。
以上たまかけご飯から、現在の物価上昇についてです。
とにかく苦しくても乗り切りたい!って思いたいですね。
そんな私も、何度もすき家の朝定を食べており、やすさと早さに感謝の気持ちでいっぱいです。この10年の変化を改めて知ったので、記事にすることにしました。
目次
たまごかけごはん朝食からたまかけ朝食へ
10年前の記事から画像を使います。
(すき家の朝定)
今から10年前と言えば、まだメニューはタブレットではなかったので、こんな紙のメニュー表がありました。
しかも見てください。
名前は元祖の名前らしく、たまごかけごはん朝食!しかも、お値段が200円なのです。
まさにデフレの真っ只中の価格ですね。
(現在の朝定)
そして、現在はたまごかけごはん朝食から、たまかけ朝食と名前をシンプルに短縮化していることが、まさに定番化したことを意味しています。
価格は10年前200円だったのが、現在は290円と10年で90円の値上がりです。
これを90円と見るか、約45%の値上がりと見るかですごい違いが生まれます。
個人的には朝定は混ぜのっけ朝食
(混ぜのっけ)
10年も経過すると、さらにバリエーションとメニューラインナップが増えまして、「混ぜのっけ系」という朝定が増えています。
どちらも一番安いもので、290円と同じ価格ですね。
大きな違いは
卵:生卵→温泉卵
一品:納豆→オクラ
と言う事です。
ちなみにPFCバランスで見ると
(すき家の朝定のバランス)
混ぜのっけの方が炭水化物を抑えて、タンパク質が高めとなっております。
でも、どちらも理想に近い形ですね。
緑の線は、朝ごはん1日の必要な栄養バランスを2/7で割った時の理想量の範囲です。
すき家はまさに理想の朝ごはんでもあるのですね。
さらによくを言うのなら
(支払い金額)
私の場合、ご飯は標準だとあすけんの先生に怒られるので、ミニサイズにしています。
朝から炭水化物を取りすぎですってね。
ごはんの量を少なくすると30円安くなります。
皆さんはネバネバ系は好きですか?
昨今の物価上昇を分析してみました
あくまでも1つの目安です。
ものの考えとして見て欲しいのです。
過去10年で45%の価格上昇という恐ろしい値上げです。
果たして過去に例はないのでしょうか?
(時給と消費者物価指数の推移)
過去1970年代の高度経済成長の時代から総務省統計局 「消費者物価指数」厚生労働省「地域別最低賃金改定状況」のデータを使った独立行政法人 労働政策研究・研修機構のデータをさらに使い、折れ線グラフを作ってみました。
下側にある青・赤のグラフは過去の日本の平均時給推移です。
2000年頃から、日額による統計から、時給計算による統計に変わっているため、折れ線グラフでは、日額は8時間で見ていますが、実際サービス残業も酷い時代だったことから、10時間でも計算しています。
あくまでも1つの指標に過ぎません。
このグラフを見ると、高度経済成長の時代の方が、物価上昇に賃金が追いついていないと読み取れます。
過去の先輩が乗り越えられたのだから!
(混ぜのっけ)
卵かけご飯がちょっと値上がりしたくらいで何って思うかもしれないけど、これって実は経済の大きな動きを象徴しています。
昔の人たちが経済成長の波をどうやって乗り切ったか、その話は今の私たちが経済で苦労している時に、なかなか参考になる経験だと思います。
物価が上がって給料が追いつかないっていうのは、生活がちょっときつくなってる証でもあり、これを機にどうしようかって考えになるかもしれない。
過去から学んで、これからに備えることが、結局は私たちの生活を守ることにつながるような気がしました。
以上たまかけご飯から、現在の物価上昇についてです。
とにかく苦しくても乗り切りたい!って思いたいですね。
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