2024年09月10日 (火) 07時00分発行第11330号

ゲンキー大垣楽田店は2025年秋出店予定！店舗数No.1を維持するゲンキーの維持の出店

版次最終編集：2024年09月10日 07:05

現在岐阜県にはさまざまな企業のドラッグストアが出店していますが、店舗数上位を占めているのはゲンキーとバローグループのV・ドラッグです。

興味深いのは、両社がそれぞれ異なる形でNo.1の地位を維持している点です。岐阜県内において、ゲンキーは物販のみで135店舗を展開しており、物販店舗数ではNo.1です。一方、Vドラッグは物販73店舗に加え、調剤薬局を76店舗運営しており、総合的なドラッグストア数ではNo.1の座を占めています。このように、両社が異なる分野でトップの地位を維持し、独自の競争を繰り広げているのです。

ゲンキーはさらに増えます

(ゲンキー大垣楽田店の予定地)

今回、岐阜県大垣市にさらにゲンキーがゲンキー大垣楽田店を出店していることが明らかになりました。今回も複数の方からご一報をいただきました。本当にありがとうございます。
（「もう知っているだろう」と思わず、重複した情報提供も重要な参考になります。お気軽に筆者までご一報ください。できる限り記事にしたいと思っています。）

今回の土地は、他のドラッグストアでは見られない、さらに奥まったところに位置するのが特徴です。

ゲンキー大垣楽田店予定地の様子

(ゲンキー大垣楽田店予定地の雰囲気)

こちらがその様子です。わかりますかね？

国道258号の起点でもある国道21号の楽田交差点から、西へ繋がる県道156号があります。
現在、東海環状自動車道ができるまでは、結構重要な道路で、大垣市から神戸町や本巣市などに抜ける立派な道路です。

今回、その県道156号からさらに奥まったところにあります。

予定地の様子

(ゲンキー出店予定地)

こちらがその予定地です。正直言って、奥まった場所です。

むしろコンビニエンスストアが出店しないような場所に出店するのが、ゲンキーの強みでもありますね。

筆者の場合、この道路は、国道21号の楽田町区間が混雑している時に抜ける道路です。そのまま中学校の方まで走り、一気に南下するのがポイントです。

ゲンキーの戦略

(ゲンキー大垣楽田店予定地の案内)

ゲンキーの戦略がここに現れています。
最近は1年後くらいのオープン計画でも、どんどん予定地の案内を掲げています。

時期としては、まだ1年後です。
田んぼの状況から、おそらく農地転用許可申請が通ったので、出店に向けて動き出したのではないかと、元農家の筆者は見ています。

田んぼはですね、草がボーボーにしておくと、隣の田んぼに迷惑がかかるのです。
草刈りだけでも、どんな元農家としての扱いになっても、やらなければならないのです。

No.1の維持

(ゲンキーの店舗)

一般的な消費者が考えるドラッグストア、食品や医薬品などを取り扱うゲンキーのような店舗は、まさにドラッグストアです。

しかし、開業医の隣にある調剤薬局もドラッグストアですが、日本人の一般的な感覚では、それとは少し違うお店です。

そういった意味で、総合的な店舗数No.1はVドラッグが維持していますが、食品や医薬品などを取り扱うドラッグストアだけで見ると、ゲンキーが岐阜県No.1です。

このバランスが、現在の岐阜県での店舗数をさらに増やす要因になっていると感じています。