ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店は店舗の規模が見えてきた！フード＆ドラッグへの対抗なのか！

先日愛知県名古屋市にオープンしたザ・ビッグエクスプレスに続き、次は岐阜県岐阜市にも、ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店の出店に向けて準備を進めているイオングループ。

イオングループの中でも、メガマートのDNAを引き継ぐイオンビッグという会社が、東海地方から瞬く間に各地の地域のイオングループと合併し、イオンビッグという会社が大きくなっています。
ザ・ビッグといえば、広い店内に食品以外も充実した店舗が多かったのに、ミニスーパーへの挑戦をしています。

目次

1. 都市部に強いミニスーパー
2. フード＆ドラッグへの対抗
3. 対抗できるのはザ・ビッグエクスプレス？
4. 駐車場がほぼなく
5. 大通りに背中を向けている
6. 年内にオープンです
7. (仮称)ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店
8. 関係する記事一覧
9. 参考になったサイト

都市部に強いミニスーパー

(ザ・ビッグエクスプレス日比津店)

先日8月28日、名古屋市にオープンしたザ・ビッグエクスプレス日比津店は、住宅街に入り込むような出店となり、大通り沿いではありませんでした。
まさに生活道路に入り込んだ出店です。

実際、地方で生活している筆者にとっては、車で買い物に行くことが前提のため、小さく限られた商品しかないミニスーパーは、従来のザ・ビッグと比べると物足りなさを感じました。

しかし、この形態を思い出させるのは？

フード＆ドラッグへの対抗

近年、各地に増えているフード＆ドラッグの形態を思い出します。
実は筆者、1年前にイオングループが始めているフード＆ドラッグ、ウエルシアプラス大野城若草店に行ったことがあります。


(ウエルシアプラス大野城若草店)

東海地方の人が想像するフード＆ドラッグといえば、ゲンキーが代表的でしょう。
石川県・富山県の人にはクスリのアオキ、静岡県の人には杏林堂薬局が代表的なお店として知られています。

でも、どちらのクスリのアオキも杏林堂もウエルシアのフード＆ドラッグも、みんな店舗が大きいです。
従来のドラッグストアにフードを増やした形です。

ここで福井県のゲンキーといえば、メガドッグから、2010年代に広げ始めたレギュラー店が主流となっています。

対抗できるのはザ・ビッグエクスプレス？

(ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店)

フード＆ドラッグが取り扱い品を増やし続けている中で、ディスカウント形態のザ・ビッグエクスプレスが、それに対抗する役割を果たしそうです。
これはイオングループのマックスバリュエクスプレスからの経験を活かし、フード中心の店舗がドラッグストアに挑む一つのポイントになります。

駐車場がほぼなく

(ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店の様子)

2024年に増えるザ・ビッグエクスプレスの特徴として、駐車場がほぼないことが挙げられます。

ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店の場合は、写真の右手前側の土地がそのまま駐車場になるかもしれません。
しかし、とにかく駐車場が少ないです。

大通りに背中を向けている

さらに、ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店の場合、店舗の裏側が大通りに面しています。


(ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店の看板)

大通りにはこの背の低い看板を設置し、ザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店があることをアピールしています。
時代はロードサイド沿いの大型店だけではなく、町の住宅街に溶け込んだ、コンビニエンスストアのような手軽さも求められているのです。

食品はスーパーマーケットなので、とにかくお値打ち。
生鮮食品にも強い。
そんなザ・ビッグエクスプレス岐阜早田店が、フード＆ドラッグキラーになるのか？周辺にもフード＆ドラッグが建設中とのことで、今後の展開が楽しみです。

年内にオープンです

(工事の標識)

労災の期間は11月いっぱいです。
名古屋市の店舗の場合、労災の期間が8月15日、オープンが8月28日ということで、岐阜市の場合も12月にオープンする可能性が高そうです。

いわゆる小型の食料品充実店に、生鮮食品は必要なのか？店内で出来立て惣菜は必要なのか？定価ではなく、お値打ち野菜は必要なのか？

フード＆ドラッグに対抗するスーパーマーケットの本気が、2025年は目立ちそうです。