2024年03月23日 (土) 07時00分発行 No.11086号

ドンキは増えすぎなのか？ドン・キホーテアピタ木曽川店が2年も絶たずに閉店へ

版次最終編集：2024年03月23日 07:07

2018年ファミリーマートとユニーさんの共同会社が誕生したと思った矢先、ユニーはそのままドン・キホーテグループに吸収されることになり、ファミリーマートと肩を並べるはずだった当時の社長さんは、代表だけではなく、取締役からも消えてしまいました。

その後はどんどんユニーが営業していた店舗が、ドン・キホーテに生まれ変わるお店、ドン・キホーテと混在するお店、そのまま変わった営業を進めているお店など、ユニーの改革が始まりました。

アピタ木曽川店に入店

(アピタ木曽川店)

旧ユーストアなど、ドン・キホーテがどんどん増えていく中、その中で着実に店舗を増やし続けているドン・キホーテさんですが、この度、3月31日をもって閉店することが告知されました。

今回そんなことを教えていただいたので、オープン時には行っていないのですが、なぜ閉店することになったのか？を感じることができればと思い、APITAパワー木曽川店に訪れてみました。

ドン・キホーテの売り場

(ドン・キホーテの売り場)

APITAパワー木曽川店に入店すると、2階にドン・キホーテの売り場があります。

オープン当時の売り場の特徴としては

1．コスメドンキ
SNS融合を目指した店舗として、コスメアイテムが所狭しと並んだコーナーがありました。

2．ド家電
話題のドンキブランドでもある格安家電のコーナーもありました。

そのような売り場を占めているそうです。
でも、アピタ木曽川店の2階の1/4くらいの売り場がドン・キホーテとなっているみたいですね。

何がダメなのか？！

(ドン・キホーテの閉店の告知)

ということで、3月31日をもって閉店だそうです。

2022年4月29日にオープンし、2024年3月31日で閉店する場合、営業期間は1年11ヶ月7日となり、2年も継続せずに撤退を決めた理由は、店内を歩く従来のドンキホーテと差別化した点は、良い印象にみえました。

しかし、アピタの中のドン・キホーテという売り場の難しさも感じることが出来ました。

ドン・キホーテって言えば、1度入ると、レジに行くまでお店にでられない1本道のような売り場が特徴ですが、アピタの中にあるドン・キホーテは、横から入って横から出られちゃう特徴でもあるのですね。

あと、ドンキホーテに目的なく来ても、ついついおやつとか、食品を買うことはあるのですが、1階に食品スーパーが入っているので、そういった点で、食品、あと衣類関係が限定されていたって所もありました。

他のドン・キホーテには見られないこの売り場は、非常に異次元に感じてしまいました。

閉店セール品は人気です

(閉店セール)

でも、閉店セール中だから、いろいろな掘り出し物が値引き価格になっており、うえのようなあり得ない価格もありました。
もう売り切れていましたけどね。

(電波時計)

私も1つ倉庫用に電波時計が欲しくて、購入させて頂きました。
大手ネット通販の半値になっていたので、こういう機会じゃないと買えないですね。

(お菓子)

一緒に行った子どもたちも、こちらのお菓子など、普段では購入出来ない価格に、喜んで買っていました。

ドン・キホーテは過剰なのか？

ユニーさんがドン・キホーテグループの一員になり、あちこちの大きなアピタはメガドンキへ改装したり、通常の旧ユーストアだった店舗もドン・キホーテに変わったり。

いくつかのユニーさんのお店がドン・キホーテに変わりました。

もう昔から知っているユニーのお店と、ドン・キホーテって全然性格の違うお店なので、吸収された時、どうなっていくのかさっぱり予測が出来なかったのです。

でも、すでに6年なのですね。
時の流れは早い者です。

アピタ木曽川店から閉店されたあと、どんな形に変わるのか、すでにご近所の方は、跡地の計画が気になっているみたいです。