2018年08月11日 (土) 07時00分 発行 第8961号

日本一安いスーパーと言われた生鮮市場ビッグママは７月１９日閉店しました

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私の記憶ではですね。日本一安いスーパーとして、テレビに取り上げられた事で、かなり有名になった西幡豆町の株式会社サンルートさんの運営するスーパーが閉店されました。

そんなお話をお聞きしましたので、ビッグママさんの様子を見に行ってきました。また、教えていただきました方ありがとうございます。

目次 (読むのに約4分)

1. ポートタウンミュー
2. 閉店の告知
3. スーパーに何が起きているのか？
4. 生鮮市場ビッグママ
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ポートタウンミュー

(ポートタウン ミュー)

西尾市西幡豆町の商業施設、ポートタウン ミューに中核店として出店されておりました、ビッグママさんはこちらですね。

まだ、商業施設などはそのまま、残っているテナントさんだけが営業を続けていらっしゃいます。


商業施設としても、ビッグママさんの閉店は、かなりの傷手になりそうですね。




(ビッグママ跡地)

残るはダイソーさんの１００円ショップが大切なテナントさんって感じですね。




私が初めてビッグママさんに行ったのは、もう8年近く前の話し。
そう考えると、正直この商売がよく持ったほうだと理解もする面もあります。

閉店の告知

(ビッグママの閉店の告知)

教えて頂いた方や、ネット上の情報を参考にさせていただきますと・・。


7月19日をもって自己破産をされたそうです。

よく潰れたつもりで損をしますって言うキャッチコピーを使っていらっしゃって、本当に潰れちゃったじゃんって言うツッコミが入るなど・・・。

スーパーに何が起きているのか？

3年ほど前のイオンの株主総会の時に、岡田社長が予言した通り、現在従来のスーパーマーケットの成長はほぼなく、各スーパーが統合されていき、将来的にはかなりの数社でスーパーが運営されるのでは無いか？！という予言をされています。

まずはいわゆる個人商店のスーパーはなくなり。

予言の通り、中堅スーパーも大手中堅に吸収・業務資本提携を結ぶなど、統合が始まっています。



不況の時代に薄利多売で安く提供することで、お客さんの注目を厚め、さらに利益を獲得していた。
もちろん報道のようにライバルさんの出店激化というのはあるのかと思いますが、小売が従来の小売では通用しなくなってきているだと思います。



今年のイオンの株主総会で岡田社長が言っていたように、もうメーカーが強い時代が終わり、メーカーのものを流す小売ではやっていけないという時代に変わっているのだと思います。


確かに安いは正義です。

でも、どこでも売っている物を、ただやすくしても、うまくいかない。
景気のよし悪しとはまた別の時代になっているのかな？と思います。



三河の中堅スーパーさんも、何やらやらかしていますし、ビッグママさんスタイルのスーパーが、ほぼ全滅している所を見ると、確実にスーパーマーケットがまた１つの変化の時を迎えているように感じます。

やり続ける勇気とやり始める勇気。



「ママがびっくりするくらい安いお店」ビッグママさん、お疲れ様でした。