2024年08月10日 (土) 17時00分発行第11277号

222大垣店、8月25日感動の閉店！イオンタウン大垣は物販が減り続けるのに何故か賑わう休日

版次最終編集：2024年08月22日 10:05

今年の6月29日、岐阜県養老町のイオンタウン養老に「222（トリプルツー）養老店」がオープンしました。

222（トリプルツー）は通常、一つのエリアに複数の店舗を出店することは少ない企業ですが、今回の新店オープンは一体何が理由なのでしょうか？実は、大垣店が閉店することになったのです。その理由を探ってみましょう。

イオンタウン大垣の駐車場は混雜

(イオンタウン大垣)

今回はとても暑い日曜日の午後に、イオンタウン大垣を訪れてみました。

もともと駐車場は常に混雜している印象があります。

(イオンタウン大垣)

イオンタウン大垣はとても混雑しており、駐車場を探すのにも一苦労です。

ゆったりとした空間

(イオンタウン大垣のゆったり空間)

筆者は大垣エリアに住んでいるため、イオンタウン大垣には時々買い物に行きます。

現在のゆったりとした状態を知っているだけに、混雑している駐車場とは対照的に、店内は広々として快適な空間が広がっています。

店内には健康麻雀研修所や、土日には営業しない非物販のテナントも多く見られます。
このゆったりとした空間は、まさにイオンタウン大垣ならではの特徴です。

たべつくされたイオンタウン大垣

(たべつくされたイオンタウン大垣)

さらにフードコートの様子を見てみると、今営業しているのはコッペパン専門店のコッペ亭とマクドナルド、スガキヤのみ。

ラーメン魁一刻堂やサイゼリヤ、コーヒーショップなど、飲食店が多く残っている一方で、多くの店舗が撤退しています。

それでも、フードコートは大変賑わっており、まさに驚きの光景です。

222大垣店は閉店

(222大垣店)

残念ながら、半額セールでおなじみの222大垣店は、8月25日をもって閉店することになりました。

8月に入り、公式Instagramで発表があり、少しずつ話題になっていました。

公式サイトによると、OPENから約1年半の営業期間でした。

(222養老店)

筆者の見解としては、222はそもそも運営コストを低く抑えるために、居抜き物件を中心に出店している企業です。

岐阜県の西濃地方に2店舗出店するのは不自然だと感じていたため、実質的な運営コストを抑えるためにイオンタウン養老に移転したというのが、経営的な判断ではないでしょうか。

222大垣店には大型家具などもあり、非常に便利でした。
今後、222養老店でどのようなラインナップが増えるのか、気になるところです。

色々消えていたお店

(小川ミート)

さらに、マックスバリュの隣にあった「ミート将軍」というお肉屋さんも閉店しており、少し驚きましたが、週末の賑わう日に小川ミートが特設販売を実施していました。

また、衣類のお店「マックハウス」も改装前の閉店を行う予定で、閉店セールが開催されています。

(末っ子の衣類)

末っ子の服が80％OFFで購入できたと、妻が喜んでいました。

なお、2階にあった書店の喜久屋書店大垣店も9月に閉店を発表しています。

イオンタウン大垣は新たな転換期を迎え、さらなる成長を目指して準備を進めています。

イオンタウン大垣のグルメ

(揚げ小田巻)

筆者は給食時代、揚げパンが一切出てこなかった世代で、コッペパンが非常に多く出ていた記憶があります。
しかし、妻の給食には揚げパンが出ていたそうです。

そんな中、イオンタウン大垣の「羽島ダンゴ」の「ダンゴズ」で「揚げ小田巻」を購入してみました。

もうイオンタウン大垣は、熟成期を超え、新たな時代を迎えた商業施設です。

物販店が減少したものの、週末にはお客さんで溢れ、フードコートでは活気があり、中古店にも魅力が詰まっています。

222大垣店は閉店しますが、これからの新時代をどう切り替えていくのかが注目です。

222大垣店、1年半の営業お疲れ様でした。

訂正：2024年8月11日
フードコートの中にスガキヤさんのお名前が抜けていました。
訂正させていただきます。
222大垣店は完全閉店ではなく、移転であることがイオンタウン大垣から発表されています。