本当はITでもすごい所！第42回先進国首脳会議伊勢志摩サミット予定地行ってきました

2016年5月26日から5月27日世界中の7カ国のリーダーと欧州連合の代表者が集まり、ヒソヒソと通称サミットが開催される候補地から、三重県志摩市の賢島が決まりました。

その名も「伊勢志摩サミット」と呼ぶことなるそうですが、志摩市に行く機会がありましたので、賢島行ってみました。（正確には通ってみました）




(伊勢道路)

三重県の地区を別けますと…。

北勢・中勢・南勢・東紀州・伊賀と5つの地区に別ける事が出来ますが、その中でも、南勢地区を伊勢志摩と呼び、決して伊勢志摩市と言う地名があるわけではございません。

伊勢志摩には、伊勢市・鳥羽市・志摩市とあり、観光的な名称として有名でもありますね。






(賢島の地図)

地図で見ますと、賢島はこちらです。

そんな賢島に向かうには、伊勢神宮の近くから繋がっている、県道32号伊勢道路（元有料道路）を使って向かうと走りやすいです。

1枚目の写真の所、昔は料金所があった所です。

鳥羽市まで進み、県道128号のパールロードを走っても、良いのですが、ちょっと迂回しないと行けないですからね。




とここで一気に賢島に向かっても面白く無いのですが、志摩市に行った際、どうしても見てみたかった所があったのです。

ITを知る者として、三重県志摩市というのは、凄く大切なポイントなのです。



(光海底ケーブル「FASTER」の陸揚げポイント)

実は三重県志摩市というのは、海底ケーブルの接続ポイントとして、有名でして、先日もKDDIが60Tbpsと言う光海底ケーブル「FASTER」の陸揚げの様子を公開したポイントとして有名です。


特に太平洋を横断する、海底ケーブルは、日本では東京に続いて、アメリカとの海底ケーブルは、志摩市の接続ポイントが凄く集中しているのです。

東京に何かあった時、志摩市のポイントが日本の通信網を支える大切な所でもあるのです。





(FASTERケーブルの建設工事)

現在KDDIの「FASTER」も無事に陸揚げし、志摩市側の施設へつなげる工事を進めています。





(「FASTER」施設)

こちらに光ファイバーを埋めた所の工事が実施されていました。

こちらの施設ができることで、今後も増え続けるであろう国際間の通信が安定して出来ることが期待されています。






(志摩海底ケーブル陸揚局)

ちなみに現在使われているのは、こちらの志摩海底ケーブル陸揚局です。


少し海から離れていますが、この陸揚場のポイントが、海辺に行っても分からないのですよね。





(陸揚げポイント)

そのまま海の方向に行った所がこの辺り。
決して、この地中に海底ケーブルがあります！なんて、目印は無いのですが、とにかく志摩市は重要な拠点になっていると言う点ですね。






(賢島)

と陸揚げポイントを見たあとは、開催地賢島に来てみました。





(賢島の地図)

行く前は、この地図を見て、少し奥へ進める所は進んでみようかな～と、国道167号から来てみたのです。





(賢島駅)

おそらく中部国際空港にやってきた世界の要人は、ヘリで一気にやってきて、ホテルのヘリポートに止まると思いますが、ヘリポートのありそうなホテルは、↑のホテルですかね？

と衛星写真を見ても、ヘリポートがあるホテルなんてあるわけもなく、おそらく当日は駐車場をヘリポートとして使いそうですね。





(賢島)

実際賢島の一本奥の道へ行こうとすると、ここから先はホテルの私有地です。と言う案内板が出ていて、くるっと見渡す事も出来ず、こんな地域だから、サミットに選ばれたのかもしれません。


と何も新発見も出来ず、諦め掛けた時…。





(手こね寿司)

志摩市でも南部地方でよく売られている、手こね寿司を発見。

思わずお昼ごはんに買っちゃいました。





(手こね寿司)

こちらの商品はカツオをたれに漬け込んだ、チラシ寿司だそうです。

タレが何とも良いワンポイントを出しておりまして、カツオとご飯が進みました。



ということで、海底ケーブルから手こね寿司まで満喫してきた志摩市。
日本だけじゃなく、世界との通信でも結構大切なポイントとしても大切なポイントです。

サミットの時はさらにすごい厳重な大切となりそうですね。