2024年10月23日 (水) 17時00分発行第11391号

大阪屋ショップ各務原店ついにオープン！岐阜県初出店で富山の味が岐阜に到着しました

版次最終編集：2024年10月23日 17:08

10月23日、岐阜県各務原市に富山県に本部を置くスーパーマーケット「大阪屋ショップ」がオープンしました。
岐阜県初進出となる各務原店は、朝8時の開店にもかかわらず、多くの人々が駆けつけ、賑やかなスタートを迎えました。

筆者もそのオープンの瞬間を見届けるため、早朝から訪問してきました。
大盛況のオープン初日、どのような賑わいが広がっていたのか、詳しくレポートします。

30分前から始まった開店セレモニー

(大阪屋ショップ各務原店の開店セレモニー)

筆者が到着したのは、開店30分前の7時30分ごろ。
すでに30名ほどのお客様が店の前に並んでおり、期待感が漂っていました。

雨が降る中でしたが、会長をはじめとする大阪屋ショップの関係者が参加し、地域の人々も交えて開店セレモニーが執り行われました。
セレモニーは滞りなく進行し、7時45分には無事にお店がオープンしました。

大阪屋ショップにとって、これが44店舗目。
岐阜県への進出は今回が初めてです。

全ての店舗のオープン時には、会社の重役が足を運び、セレモニーをしっかり行うことで、地域への思い入れを感じさせます。

富山と岐阜のスーパーの違いは？

(大阪屋ショップ各務原店の特売の購入品)

野菜が高騰している時期のためか、特売品として目を引くものは少なめでしたが、きゅうりの特売はこの時期、他のスーパーではなかなか見かけない品です。

待ち望んでいたお客様も多かったのではないでしょうか。

プリンや生卵の特売は、大阪屋ショップのオープン時の定番商品。
これも多くのお客様に喜ばれていました。
全盛期の頃は、100円未満の特売が非常に多かったのですが、近年は同じような日替わり特売で別けたりしています。

富山県の会社ということで、水産品への期待も大きいオープンでしたが、本格的な富山の魚はこれからが旬。

とはいえ、愛知県江南市で営業している影響もあり、東海地方の需要に応えた品揃えも充実していました。
（もう少し異色の顔ぶれも感じたかった所はあります。）

(ボイス紅ズワイガニ)

ズワイガニの特売や注目のお肉コーナーもあり、大盛況のオープンでした。

地元では見かけない商品も！

(とろろ昆布のおにぎり)

お惣菜コーナーでは、富山県産のお米を使用した商品が並んでいました。

普段岐阜県のハツシモを食べている筆者にとって、北陸のお米は新鮮でした。
ハツシモは粒がしっかりしていて噛みごたえがありますが、コシヒカリは粘りが強く、もちっとした柔らかさと甘さが特徴的です。

そのお米を使った「とろろ昆布のおにぎり」は、筆者が北陸に行くたびに購入するお気に入りの商品です。

(カンパチ)

また、富山県産のカンパチの切り身も購入。

カンパチは、アジ科の魚で、脂がのった美味しさが特徴。
岐阜県のスーパーではあまり見かけない魚ですが、北陸ならではの商品展開に心が躍ります。(本当は九州四国近郊のお魚です)

開店時間と同時に大行列！

(お店の前)

8時の開店と同時に、お店の前には大行列ができ、急遽並び方を変更するなどスタッフは対応に追われていました。

(大阪屋ショップ渋滞)

「大阪屋ショップ渋滞」と言われる、富山県でのオープン時の風景が、ここ岐阜県でも繰り広げられました。
地元の方々が待ち望んでいたのがよく分かる光景です。

岐阜で期待される北陸の味

(開店記念)

岐阜県のスーパーマーケットと言えば「バロー」が思い浮かびますが、約20年前にバローが北陸に進出したことで、北陸地方と岐阜県のスーパーマーケット業界が交錯するようになりました。

北陸の食材は、冬に向けてさらに充実していきます。

昆布じめやつみれなど、冬の鍋料理にぴったりなものも揃い始めるでしょう。
岐阜県の人々にとっては、あまり馴染みのない種類の魚も並ぶかもしれません。

これからどんな食材が並ぶのか、地元の人々の期待がますます高まっていくことでしょう。