2023年10月30日掲載
2023年09月24日 (日) 07時00分 発行 第10884号
長良川鉄道越美南線とJR西日本越美北線!越美線の未開通区間を実際に車で走ってみました
記録最終編集:2023年09月25日 13:46
筆者:かぴばら
私鉄道関係は正直ものすごく疎くて、でも、今回岐阜県美濃加茂市の美濃太田駅から福井県福井市の越前花堂駅(南福井駅)を結ぶ計画だった日本国有鉄道(国鉄)の鉄道路線。
現在の長良川鉄道越美南線とJR西日本越美北線の未開通区間を実際に車で走ってみました。
(越美線の未開通区間)
国鉄時代の当初は越美線と言うことで、整備が始まった約148.6kmにも及ぶ長距離路線の越美線。
岐阜県の岐阜駅から、美濃太田駅で乗り換えると、一気に福井県の南福井駅・そのまま福井駅まで行ける長距離路線でもあります。
今回中部縦貫自動車道の一部区間が開通するにあたり、その越美線で本当は結ばれたかもしれないものすごい区間を、車で走ってみることにしました。
↑の地図を見ていただければわかると思いますが、車は九頭竜湖側の国道158号線を走るべき区間なのですね。
でも、越美線はその北側を通そうとしていた理由を、実際に走って見てみたかったのです。
ちなみに九頭竜湖側の国道158号を走る該当区間には、民家も何もありません。
昔はドライブインがあったのかな?と思われる建物が見つかる程度です。
※何度も申し訳ございませんが、私は鉄道には全くの無知ですが、日々車を運転するドライバーとしての目線の記事になります。
越美線は全線開通しなかったため、越美北線・越美南線と分断しております。
越美北線はJR西日本管轄のままです。
(九頭竜駅)
今回は越美北線の九頭竜駅の終点から出発をしたいと思います。
もし、日本の景気がよかったら?!
福井県と岐阜県の県境の今回のルートが、盛り上がった地域なら、この先は実現していたかもしれないですね。
まず九頭竜駅を進むと、福井県朝日前坂地区を通る事になります。
↑のB地点のあたりです。
福井県側には石徹と言う地区名はないのですが、石徹が使われているみたいです。
(ダム)
途中大きなダムが2箇所ほどありました。
両方ともこんな感じで、放流されており、ダム建設のためなのか、道路も2車線区間の広い道路です。
(石徹地区)
しかし、ダムを過ぎると、一気に1車線区間になる国道が終わり、いわゆる県道の狭い区間に突入することになりました。
途中右手にはず~~っと川があり、釣り人の姿も…。
(剣道127号)
そんな剣道区間でも、もちろん県道127号と書かれています。
石徹地区周辺に駅?!
みたいな事を書かれている人もいらっしゃったのですが、現在はダム・キャンプ場程度で、民家は見られなく。
本当に駅が出来る地域だったのか、その姿を確認することはできませんでした。
地図で言うCポイントです。
(県境)
福井県から岐阜県に入る所です。
どちらの県側にもようそこ!の案内版も1つもなく。
この周辺で釣りをする人は、遊漁券を買ってくださいと言う案内が目立ちました。
ず~~っと剣道区間です。
(岐阜県側)
岐阜県側に入ると、やっと剣道区間も終わるのかと…。
そのポイントには、こんな電光掲示板がありました。
私の場合は、今通った区間の案内ですね。
カメラの関係でおかしな表示になっています。
地図で言うDポイントです。
(石徹地区)
岐阜県側は石徹地区と言うみたいですが、別荘っぽい建物がいくつか。
別荘というよりは、いけすがあり、何かの魚を養殖しているみたいです。
(満天の湯)
さらに進むと大きな温泉施設に到着。
満天の湯と言うそうです。
余り温泉には詳しくないのですが、福井県側から温泉施設を目指している車もいました。
このあたりが頂上だったみたいで、一気に岐阜県側は下りになります。
(標高差)
満天の湯を過ぎて軽く峠を超えると、一気に下りゾーンに入りました。
確かにこの傾斜は厳しいポイントです。
石徹地区と白鳥町側の傾斜はかなりありそうです。
この傾斜に鉄道を通すのはきついのでしょうね。
(民家)
少しずつ民家が増えてきて、岐阜県の白鳥町と言う雰囲気になってきました。
地図で言うとEポイントですね。
(北濃駅)
北濃駅に到着しました。
北濃駅も今でも使われている駅です。
しかも、この先線路が少し続いているそうですね。
(北濃駅の北側の線路区間)
線路横の歩道みたいな道路があったので、歩ける限り追従してみましたが、この先は道路が無くなってしまいました。
なので線路がどこまであるのか不明です。
越美南線は現在JRではなく。
長良側鉄道となっておりますが、今でも、美濃太田駅から北濃駅まで路線が続いています。
実際北濃駅から九頭竜湖駅まで開通していたら、どのくらい利用されていたのかわかりませんが、また違った発展の仕方をしていたかもしれませんね。
(北濃駅の転車台)
転車台を使って汽車の向きを転回。
折返しに使っていたのですね。
約148.6kmの越美線の未開通区間は、たった約24kmだそうですが、この区間の傾斜を乗り越えるほどの魅力がなかったのかもしれませんが、ちょっと運転するだけで、また違った見方が出来るようになるのでした。
地図:→越美線の未開通区間の地図 (GoogleMAPS)
経度緯度:
世界測地系 北緯:35.57.23.2 東経:136.45.04.0
日本測地系(カーナビ) 北緯:35.57.11.9 東経:136.45.14.7
マップコード:403 720 759*05
現在の長良川鉄道越美南線とJR西日本越美北線の未開通区間を実際に車で走ってみました。
目次
地図で確認
(越美線の未開通区間)
国鉄時代の当初は越美線と言うことで、整備が始まった約148.6kmにも及ぶ長距離路線の越美線。
岐阜県の岐阜駅から、美濃太田駅で乗り換えると、一気に福井県の南福井駅・そのまま福井駅まで行ける長距離路線でもあります。
今回中部縦貫自動車道の一部区間が開通するにあたり、その越美線で本当は結ばれたかもしれないものすごい区間を、車で走ってみることにしました。
↑の地図を見ていただければわかると思いますが、車は九頭竜湖側の国道158号線を走るべき区間なのですね。
でも、越美線はその北側を通そうとしていた理由を、実際に走って見てみたかったのです。
ちなみに九頭竜湖側の国道158号を走る該当区間には、民家も何もありません。
昔はドライブインがあったのかな?と思われる建物が見つかる程度です。
※何度も申し訳ございませんが、私は鉄道には全くの無知ですが、日々車を運転するドライバーとしての目線の記事になります。
九頭竜駅を出発
越美線は全線開通しなかったため、越美北線・越美南線と分断しております。
越美北線はJR西日本管轄のままです。
(九頭竜駅)
今回は越美北線の九頭竜駅の終点から出発をしたいと思います。
もし、日本の景気がよかったら?!
福井県と岐阜県の県境の今回のルートが、盛り上がった地域なら、この先は実現していたかもしれないですね。
福井の石徹地区周辺
まず九頭竜駅を進むと、福井県朝日前坂地区を通る事になります。
↑のB地点のあたりです。
福井県側には石徹と言う地区名はないのですが、石徹が使われているみたいです。
(ダム)
途中大きなダムが2箇所ほどありました。
両方ともこんな感じで、放流されており、ダム建設のためなのか、道路も2車線区間の広い道路です。
(石徹地区)
しかし、ダムを過ぎると、一気に1車線区間になる国道が終わり、いわゆる県道の狭い区間に突入することになりました。
途中右手にはず~~っと川があり、釣り人の姿も…。
(剣道127号)
そんな剣道区間でも、もちろん県道127号と書かれています。
石徹地区周辺に駅?!
みたいな事を書かれている人もいらっしゃったのですが、現在はダム・キャンプ場程度で、民家は見られなく。
本当に駅が出来る地域だったのか、その姿を確認することはできませんでした。
県境区間
地図で言うCポイントです。
(県境)
福井県から岐阜県に入る所です。
どちらの県側にもようそこ!の案内版も1つもなく。
この周辺で釣りをする人は、遊漁券を買ってくださいと言う案内が目立ちました。
ず~~っと剣道区間です。
(岐阜県側)
岐阜県側に入ると、やっと剣道区間も終わるのかと…。
そのポイントには、こんな電光掲示板がありました。
私の場合は、今通った区間の案内ですね。
カメラの関係でおかしな表示になっています。
岐阜県の石徹地区周辺
地図で言うDポイントです。
(石徹地区)
岐阜県側は石徹地区と言うみたいですが、別荘っぽい建物がいくつか。
別荘というよりは、いけすがあり、何かの魚を養殖しているみたいです。
(満天の湯)
さらに進むと大きな温泉施設に到着。
満天の湯と言うそうです。
余り温泉には詳しくないのですが、福井県側から温泉施設を目指している車もいました。
このあたりが頂上だったみたいで、一気に岐阜県側は下りになります。
標高差のあるポイント
(標高差)
満天の湯を過ぎて軽く峠を超えると、一気に下りゾーンに入りました。
確かにこの傾斜は厳しいポイントです。
石徹地区と白鳥町側の傾斜はかなりありそうです。
この傾斜に鉄道を通すのはきついのでしょうね。
(民家)
少しずつ民家が増えてきて、岐阜県の白鳥町と言う雰囲気になってきました。
北濃駅到着
地図で言うとEポイントですね。
(北濃駅)
北濃駅に到着しました。
北濃駅も今でも使われている駅です。
しかも、この先線路が少し続いているそうですね。
(北濃駅の北側の線路区間)
線路横の歩道みたいな道路があったので、歩ける限り追従してみましたが、この先は道路が無くなってしまいました。
なので線路がどこまであるのか不明です。
実際に走ってみると
越美南線は現在JRではなく。
長良側鉄道となっておりますが、今でも、美濃太田駅から北濃駅まで路線が続いています。
実際北濃駅から九頭竜湖駅まで開通していたら、どのくらい利用されていたのかわかりませんが、また違った発展の仕方をしていたかもしれませんね。
(北濃駅の転車台)
転車台を使って汽車の向きを転回。
折返しに使っていたのですね。
約148.6kmの越美線の未開通区間は、たった約24kmだそうですが、この区間の傾斜を乗り越えるほどの魅力がなかったのかもしれませんが、ちょっと運転するだけで、また違った見方が出来るようになるのでした。
越美線の未開通区間
住所: 岐阜県郡上市白鳥町石徹白地図:→越美線の未開通区間の地図 (GoogleMAPS)
経度緯度:
世界測地系 北緯:35.57.23.2 東経:136.45.04.0
日本測地系(カーナビ) 北緯:35.57.11.9 東経:136.45.14.7
マップコード:403 720 759*05
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